袴の着付けは初心者でもできる?小学生の娘の卒業式にレンタル袴を自分で着付けてみた!

袴 アイキャッチ

オリエ

3月に入って、小学校の卒業式に袴が着たいと言い出した娘。

慌てて袴をレンタルするも、出張着付けの手配が間に合わず、着付けに関しては全くの初心者だった私が娘に袴を着付けることに!?

ところが思いのほか大成功だったので、来春卒業式を迎えるお子さんを持つ保護者のみなさんにこの体験談をお届けします!

袴のレンタルは間に合ったけれど、出張着付けの手配が間に合いませんでした

袴11

袴レンタルの注文は、3月過ぎてもギリギリ間に合いました!

レンタル袴はネットで借りられるサイトも多く、取り扱っている品数も多いので、3月を過ぎてもまだ間に合うと思います。

オリエ

ただ、やはり値段がお手頃なものや人気の柄などは、すでにレンタル済みになってしまっていました。

ブーツは茶色も黒もレンタルできませんでした

ブーツに関しては、茶色も黒も、どこのサイトを見ても全サイズレンタル済みでした。

Amazonや楽天で購入できないか探してみましたが、どちらも在庫がないらしく、卒業式までには配送が間に合いませんでした。

娘はブーツを合わせたかったようでしたが、結局そこは草履で妥協することに。

出張着付けは全滅でした

そして、やっぱり間に合わなかったのが「出張着付け」!!!

卒業シーズンの3月は出張着付けの繁忙期。

特に娘の小学校の卒業式があった3月25日は、卒業式ラッシュの最終日だったそうで、どこも予約が埋まっていました。

出張可能な範囲にある出張着付けをネットで調べて、片っぱしから問い合わせてみましたが、全滅でした。汗

そこで、着物の着付けをしたことがない私でも、袴の着付けができるか調べてみることに。

初心者の私が娘の袴を着付けた方法。「浴衣を着せられれば袴も着せられる」は本当だった!

オリエ

出張着付けを全て断られた私が頼ったのはやっぱり「困った時のYouTube先生!!」

ネットでちらりと目にした「浴衣を着せられれば袴も着せられる」と言う先輩ママのアドバイスを信じてYouTubeで着付けの動画を検索してみると、大人向けのも小学生向けのも、袴の着付け方を教えてくれる動画がたくさん出てきました。

その中でも、小学生をモデルに着せている、こちらの動画ふたつがオススメです!

オリエ

レンタルした袴が到着するのは卒業式の2日前。

動画を見ながら着付けるのは効率が悪いので、先に動画を何度か見て手順を覚え、実際に着付けてみる前にイメージトレーニングをしておきましょう。

レンタルした袴が到着したら、さっそく実践!!

何年かに一度、自分で浴衣を着る程度の私でしたが、YouTubeで勉強して実際娘に袴を着せてみたところ、思いの外簡単に着付けられました。

おまけに、何度か繰り返して練習をするうちに、着付けにかかるタイムもぐっと縮まりました!!

着付けにかかったタイムの推移
  • 1回目(レンタル袴が届いた日):50分
  • 2回目(写真前撮りに出かけた日):30分
  • 3回目(卒業式当日):20分

オリエ

先輩ママのアドバイス「浴衣を着せられれば袴も着せられる」は本当でした!!

出張着付けは頼むと6,000円〜10,000円が相場です。

これでかかる経費も抑えられますね!

自分で着付けるメリットは、卒業式前に袴に慣れる練習ができること!

オリエ

出張着付けを頼んでしまうと、当日の朝に初めて袴を着ることになります。

それでは上手に歩けなかったり、おトイレに手間取ったりするのも当然。

自分で着付けができれば、レンタルした袴が到着してすぐから卒業式当日までに何度か着て袴に慣れることが可能です!

小学校の卒業式に袴を着用することが普及していく一方、袴の着用を禁止する学校も出てきています。

禁止する理由は、やはり袴を着慣れていないことが大きな原因となっているようです。

  1. 壇上に上がる時などに裾を踏み、転倒するおそれがある。
  2. 式の途中で具合が悪くなる生徒がいる。
  3. トイレに行くのが大変。
  4. 着崩れてもなおせない。

主に心配されている上の4つのポイントを解決するための練習方法をご紹介します!

転倒を防止するため、まずは基本的な3つの動作の練習をしてみよう!

これらの動作が上手にできるようになると、着崩れを防ぐこともできますよ。

袴姿での基本動作3つ
  1. 階段の上り方…袴の両脇の開いているところから体の前側に手を入れ、前側の袴をふんわり浮かせながら上がる。
  2. 階段の下り方…上る時とは反対に、手は袴の両脇から後ろ側へ入れ、お尻のあたりで後ろ側の袴を浮かせて下りる。
  3. 椅子の座り方…階段を下りる時と同様に、手は袴の両脇から後ろ側に入れ、後ろ側の袴を持ち上げて座る。

オリエ

袴の丈は草履とブーツ、合わせる履物によって違います。

草履を合わせる場合、袴はくるぶし丈で着ますが、ブーツを合わせる場合は、それより少し短い足首丈で着ます。

足元が心配な方は、ブーツにすると袴の丈が短くなる分、歩きやすくなるので安心かもしれませんね。

2、具合が悪くならないように、袴姿に慣れよう!

慣れない着物の締め付け感に不安と緊張でいっぱいのまま卒業式に出て、途中で気分が悪くなってしまう子。

普段着ない袴姿に興奮しすぎたせいで、卒業式の途中で急に疲れて具合が悪くなってしまう子。

せっかくの卒業式に、そんなことになってしまったらとても残念ですよね。

オリエ

着付けの練習をしたら、卒業式の前日に「前撮り散歩」に出かけるのをオススメします!
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我が家の娘の話です。

卒業式の前日に、娘に袴を着せて近所の桜の綺麗なスポットへ写真を撮りに連れて行き、小一時間ほど撮影しながら散歩をしました。

普段着ない袴姿に興奮しすぎた娘が、最初はテンション高くおしゃべりが止まらなかったのに、後半は急に無言になり、ぐったりと疲れ果ててしまいました。

卒業式に袴を着た子どもが具合を悪くするのは、着物の締め付け感だけでなく、興奮のしすぎも原因になるのを目の当たりにした感じでした。

娘もそれは痛感したようで、おかげで卒業式にはもう少し興奮を抑えて臨めていました。

1時間近く散歩したおかげで、袴と草履で歩くのもとても上手になりましたよ!

着物の締め付け感だけでなく、袴姿の自分が見られることに慣れること、そして自分自身が袴姿を見慣れることも大事ですね。

3、トイレに入る練習をしよう!

これも、前もって何度か練習しておくと良いですね。

トイレの入り方は、こちらの動画を参考に練習しました。

4、多少の着崩れは自分で直せるよう練習しよう!

卒業式当日は、卒業式の会場に入ると保護者席へ案内され、その後私たちが子どもたちの着崩れを直してあげることはできません。

前もって何度か着付けをしている間に、自分でできる着崩れの直し方も教えておくと良いですね。

着崩れた時に自分でできる簡単なお直し術
  • 着物の襟元がたるんでしまった場合…袴の右側の開いているところから右手を入れ、下前(右肩から下した側)をそっと下に引っ張り、それから左側も同様に手を入れて上前(左肩から下した側)をそっと下に引っ張って直す。
  • 袴の紐が解けてしまった場合…前で結んでいる袴の紐は普通のリボン結びなので子どもでもできます。固く結べるよう練習しましょう。
  • 袴が下がってきてしまった場合…袴の脇の開いているところから左右の手を入れ、着物を下に引っ張りながら、帯と袴を一緒に掴み、ぐいっと持ち上げる。

着付けをする側としても、自分の着付けできちんと着崩れずに着られているかが確認できるのも前撮り散歩のもう一つの利点。

子どもの様子を見て調整もできます。

オリエ

例えば我が家の場合、着崩れはなかったのですが、帯板を入れると前屈できなくなり、1人で靴(上履き)と草履の履き替えができないことが判明!

卒業式当日は、帯板は入れずに行きました。

レンタル袴の中身を写真で大公開!!

着物レンタルのサイトで小学生用の袴をレンタルする

レンタル袴のサイトもたくさんありますが、写真が大きくて見やすいこちらのサイトで決めました。

京都着物レンタル「夢館」

3月に入ってからレンタルをしたため、一番気に入った柄の着物は残念ながらすでにレンタル済みでしたが、なんと言っても商品の量が多いので、次々に気になる着物が見つかります。

2〜3枚ほど気になる柄を候補にあげれば、一つはまだ間に合う感じでした。

ただし、ブーツは茶色も黒も、サイズが合うものはすべてレンタル済み。

袴にブーツを合わせたい方は早めのレンタルをオススメします。

MEMO
草履とブーツでは、合わせる袴の丈が違います。

ブーツの方が丈が短いのです。

学校で上履きに履き替えるのなら、草履の丈の方が足首が隠れて見た目としては可愛いと思います。

ただ、袴での歩きやすさを考えると、ブーツ丈の方が短いので裾を踏む恐れが少なくなり、安心かもしれませんね。

なお、草履はレンタル一式に含まれますが、ブーツはオプションなので追加料金がかかります。

レンタル袴が到着!さっそく開けてみる!!

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宅急便で卒業式の2日前に到着します。

ケースを覆っているビニール袋は返却時にまた使うので、破かずに開け、捨てずにとっておきましょう。

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袋から着物ケースが出てきました。

早速開けてみます!

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袴!!

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その下には着物が。

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返却時に困らないように「着物のたたみ方」まで付いていました。

これが、返却時に本当に役に立ちました!!

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セットになっている小物などはこのようになっています。

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とにかく、全部揃っていて安心!!

こちらで用意したのは、着付けの際に使う洗濯バサミ数個だけでした。

添付されていた書類なども、親切でとてもわかりやすく書かれています。

返却時の注意

返却は、着用した日か、その翌日中には発送しましょう。

返送用の着払い伝票が付いています。

汚れても軽く拭き取る程度にして、クリーニングをせずに返却します。

特別なクリーニングや修繕を必要とする汚れや破損には、後日メンテナンス費の請求があるそうですが、通常のクリーニングで落ちる汚れ程度では別途クリーニング代がかかることはないそうです。

レンタルより安く済ませるならメルカリを活用

貯金箱

一般的にまだまだ「着物はとても高価で敷居が高い」と言うイメージがありますよね。

小学校の卒業式に子どもに袴を着せることが普及して、経済的にあまり裕福ではない家庭への負担が大きくなってしまうのではないか?という懸念の声も上がっています。

実際のところどこまで費用を抑えられるのか、みなさんがどのように工夫をされているのか、女子生徒の半数以上が卒業式に袴を着用している小学校にお嬢さんが通っていたママ友に話をきいてみました。

オリエ

確かに、とても高額なものもありますよね。

ネットで色々探してみて、だいたい袴のセットだけで3万円前後が一般的な相場なのかなぁ〜と私は感じました。

それに着付けやヘアセットなども頼んでしまうとさらにプラス1万円というところでしょうか。

そうなると、やはりスーツを着るよりずっとお値段的には負担が大きいですよね。

でも、お手頃なものだと、レンタルしても購入しても、1万5千円くらいからありますよね。

メルカリだと、なんと5千円からありますよ!

スーツやそれに合わせる靴だってブランドで揃えれば本当に高いですもの。

スーツと同じように袴も、今は費用を抑えようと思えばいくらでも手がありますよ。

ママ友

オリエ

最近のデキる主婦はメルカリの活用が本当に上手ですよね〜。
娘のお友達のお母さんたちの中には、楽天で1万5千円で購入した袴のセットを、卒業式が終わったらメルカリで売っていた人もいましたよ!

ママ友

さらに自分で着付けができれば、着付け代にかかる6,000円〜10,000円が節約できます。

意外とスーツを購入するのとあまり変わらないお値段で袴を着せることもできそうですね。

髪型はどうしよう?着物に合わせる髪飾り、オススメはこれ!

オリエ

娘に袴を着せるお母さんたちの中で、意外と多く話題にのぼったのが「髪型はどうしよう?」でした。

普段着ることのない和服に合わせたヘアスタイルとなると、どうしたら良いのか悩みますよね。

美容室で和髪を結ってもらうのも素敵ですが、卒業式が始まる時間までに…となると、かなり早起きしなくてはいけなくなります。汗

小学生が卒業式に袴を着用することが一般的に広まると、成人式同様派手さの競い合いになり、本来厳粛な雰囲気で行われるべき卒業式が華美になりすぎるのではないかと危惧する声も上がっています。

“華美になり過ぎない”ことを思えば、髪型はハーフアップやポニーテール、シニヨンなど、ご家庭でできる範囲のいつものスタイルに、ちょこっと和小物を足してあげる程度で十分ではないでしょうか。

オリエ

私のオススメは、つまみ細工の髪飾り!

いつもの髪型につまみ細工の髪飾りをさすだけで、とても素敵になりますよ!

ハナマリー

私は、minne(ミンネ)で見つけたHanaMary髪飾り専門店さんの髪飾りに一目惚れして購入しました。

お花とタッセル、それぞれが別々のUピンについているので、自由自在。

とてもアレンジしやすくて良かったです。

作りも丁寧だし、和小物でありながら配色のセンスがモダンで、とても気に入っています。

発注から到着までもとてもスムーズでしたよ!

我が家の場合、袴を着ると決めたのが3月になってしまったわけ

卒業式

娘が卒業した小学校では、卒業式に中学校の制服を着るのは禁止。

袴に関しては禁止されていないにも関わらず、例年着てくる生徒はほとんどおらず、今年もお友達はみんなスーツで出席すると言うので、当初は娘にもスーツを用意していました。

女子の場合、卒業式に着るスーツは、ブレザーにチェック柄のスカートを合わせたスタイル、もしくはワンピースにボレロのようなショート丈のジャケットを合わせたスタイルがほとんどです。

スカートもワンピースも、丈は膝より上が流行です。

ところが、今流行りのスカート丈では壇上でお辞儀をした時にスカートの中身が見えてしまう恐れがあります。

2月の終わりの保護者会で先生からスカートの丈について注意喚起され、帰宅後早速チェックしたら、やはり娘が着る予定だったスーツでお辞儀をすると、かなりきわどい…汗

慌てて別のスーツを購入しなくてはいけないことになりました。

オリエ

だけど…わざわざスーツを買っても、中学生になれば制服があるから、ほとんど着る機会がないのよねぇ。

ちょうどこの時期、中学校の制服代の高さにグウグウ言わされている最中だったので、「この支出はもったいないなぁ…」と言う気持ちが…汗

娘:「もし大学に行かなかったら、袴を着るチャンスは今しかないと思うの。」

新しいスーツ選びが難航し、3月を過ぎたある日、「あまり好みではないスーツをわざわざ一回着るためだけに買うくらいなら、いっそ袴にしたい。」と言い出した娘。

「もし大学に行かなかったら、袴を着るチャンスは今しかないと思うの。」

確かに、そうかもしれない。

口が達者なタイプではない娘にしては、よく言った!…と、この一言に納得した私は早速袴のレンタルサイトを開きました。

結果、自分で袴を着付けてよかった!

こうして、突然娘に袴を着せることになった私でしたが、卒業式に自分で着せた袴姿で堂々と歩き、壇上に上がる娘を見て感慨もひとしおでした。

やはり着せて良かったです!

オリエ

卒業式や入学式などのフォーマルな場には、どうしても黒っぽいスーツ姿が多くなりがちですよね。

なので、その中に和装の方がいらっしゃると華やいで素敵だな、と常々思っていました。

小学校の卒業式に袴を着用する子どもが増えることで、紅白幕を張ったおめでたい祝いの席が、いっそう華やかになるのは良いことではないかな、と思います。

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明治や大正の時代、袴は通学着(制服)、つまり「学生の礼服」として扱われていました。

オリエ

せっかく日本に生まれたのに、なかなか着る機会のない和服。

七五三から5年。

成人式までまだあと8年。

ここで一回着物を着るタイミングがあっても良いかなと思います。

袴の着付けと言うスキルも身につけたし、私にとっても良い経験になりました。

娘、ありがとう!!!