ナマケン
・脱毛クリニックで施術を受ける前日に、自分で毛の処理をする剃毛(ていもう※自己処理)が必要になります
・VIO部分の剃毛は初めてという方も多く、カミソリ負けや出血などの失敗をしがち
・安全に自己処理する為の剃毛マニュアルをまとめました!
僕はメンズリゼでVIO脱毛の5回コースに通っています。
第一回目の施術日に向けて、前日にT字カミソリで剃毛(ていもう)を行ったところ、Iライン(タマタマ)部分が酷いカミソリ負けになってしまいました。
シャワーを当てるだけで激痛が走り、Iラインの一部が真っ赤な状態です。
回復を期待するも、翌日(施術日当日)になっても痛みも赤みも残ったまま。
そして、メンズリゼに行き看護師さんに相談すると、「このままカミソリ負けした箇所にレーザーを当てると、ヤケドのリスクが高い」とのことで、第一回目はVIOのVとOだけの施術となり、Iライン(タマタマ)は施術を受けることができませんでした。
ナマケン
今後、まだまだメンズリゼでのVIO脱毛は続くので、同じミスをしない為にも、看護師さんにVIO部分の剃毛(自己処理)のコツを聞いてきました!
自分用の「剃毛マニュアル」のつもりで書いていますが、VIO脱毛前の自己処理の方法を探している方の参考になれば幸いです。
T字カミソリでカミソリ負け!Iラインが施術不可に
まずこの剃毛マニュアルでは、「T字カミソリは使わず」に自己処理をするのが基本となります!
なぜなら、冒頭にも書いたように、メンズリゼでの第一回目の施術日の前日、T字カミソリで剃毛を行ったところ、やり過ぎてカミソリ負けになってしまい、Iライン(タマタマ)の施術を受けることができなくなってしまったからです。
その時の詳細は1回目の体験談記事にも書いてます。
参考:メンズリゼVIO脱毛5回コースの1回目に行ってきた!【介護脱毛編3】
なので僕個人としては「T字カミソリはお勧めしません」
その代わり、
- Panasonicフェリエ(VIO専用シェーバー)
- ひげ剃り用の電動シェーバー
フェリエは↑のVIO用タイプ、ひげ剃り用の電動シェーバーは男性なら持っているもので十分です。
ナマケン
ここから2種類の「電動シェーバー」を使って、どのように自己処理していくのかコツを紹介していきます!
施術2日前にやること1:Panasonicフェリエ(VIO専用)トリマー刃で刈る
VIO脱毛の剃毛(自己処理)は、
- 「フェリエのトリマー刃」と「ひげ剃り用の電動シェーバー」で8割の完成度を目指して短く剃る(施術2日前)
- 残りの2割をフェリエのネット刃で仕上げる(施術前日)
特に初めての剃毛となると、思っている以上に時間がかかるので、施術前日に一気にやろうとすると時間が足りなくなってしまう可能性が高いです。
また1日で一気にやろうとすると、肌を痛める原因にもなりかねません。
まずは「施術2日前にやること1」として、Panasonicフェリエのトリマー刃から使っていきます!
トリマー刃にスキンガードを付けて全体を短く刈る
まずPanasonicのフェリエ(VIO専用シェーバー)には、
- トリマー刃(長い毛用)
- ネット刃(短い毛用)※ひげ用電動シェーバーと同じ感覚で使う
最初に、長い毛用の「トリマー刃」の方を使って、VIO全体に生えている毛を短く刈っていきます。
トリマー刃にはスキンガードというアタッチメントを付けられるので、必ずスキンガードを付けた状態でザクザクと短くしていきましょう!
実際やってみると「あまり短くならないな」という感想を持つと思いますが、それで大丈夫ですので、とにかく長い毛を短い状態にしていきます。
Vライン、Iラインは手が届くので難しくはないですが、Oラインは手が届きづらく、自分でやるのはかなり難しいので、↓を参考にしてやってみてください。
やりやすいと言っても、かなりシンドいと思いますが、鏡をよく見ながら刈っていきましょう!
※僕が使った鏡のサイズは縦23cm×横17cmでした
ちなみにOラインに関しては、多少の剃り残しがあっても、剃る範囲が狭いので当日の看護師さんが電動シェーバーでササッと剃ってくれます。
僕の場合も「メンズリゼVIO脱毛5回コースの1回目に行ってきた!【介護脱毛編3】」で書いたように、Oラインに残っていた毛は、看護師さんが電動シェーバーを使って10秒くらいで剃ってくれました。
なので、あまり無理をせず「自分の可能な範囲で」を目指して、気楽にやりましょう!
施術2日前にやること2:ひげ剃り用電動シェーバーで全体を短く剃ろう
続いて「施術2日前にやること2」として、ひげ剃り用電動シェーバーの出番です!
本来なら「Panasonicのフェリエ(VIO専用シェーバー)1本だけで自己処理を終わらしたい」のですが、説明書どおりに、
- トリマー刃(スキンガード付き)
- ネット刃
というのも、トリマー刃(スキンガード付き)で短く刈っただけだと、5ミリ以上の長い毛がたくさん残ってしまいます。
一方、ネット刃は2~3ミリの短い毛をさらにキレイに剃るのは得意なのですが、それ以上の長さの毛はむしろ全然剃れません。
つまり、トリマー刃(スキンガード付き)とネット刃の連携が良くなくて、説明書どおりに、トリマー刃(スキンガード付き)の次にネット刃を使っても全然剃れないのですね。
ナマケン
そこで中間のつなぎとして、多少の長い毛でも剃れる「ひげ剃り用電動シェーバー」を使うのが便利です!
ナマケン
ひげ剃り用電動シェーバーを使って全体の8割目指して剃ろう
前置きが長くなってしまいましたが、フェリエのトリマー刃(スキンガード付き)を使った後は、ネット刃を使う前に、ひげ剃り用電動シェーバーで全体を短く剃っていきましょう!
ひげ用の電動シェーバーはヘッドが大きくパワーもあるので、多少、長い毛でも強引に剃っていくことができます。
目指すところは、大体8割です。
ひげ剃り用電動シェーバーと言えども、
- 長く残りすぎている毛
- 細かなIライン、Oラインの毛
8割の完成度を目標に全体を短く剃っていきましょう!
僕もT字カミソリに手を出してしまい、Iラインが酷いカミソリ負けになり、そして初回のIラインの施術を受けられなかったことは何度も書いてきた通りです。
T字カミソリはついついやり過ぎてしまうとリスクが大きいので個人的にはおすすめしません。1回目の施術を担当してくれた看護師さんもT字カミソリは非推奨でした。
トリマー刃(スキンガード付き)を使った後は、ネット刃の前にひげ剃り用電動シェーバーで短くしてあげると、ネット刃も上手く活用できるようになります!
施術2日前にやること3:長く残りすぎている毛はトリマー刃を使ってピンポイントで!
「施術2日前にやること」の最後に、ひげ剃り用電動シェーバーでも剃れない「長く残りすぎている毛」を短くしておきます。
「長く残りすぎている毛」は、ひげ剃り用電動シェーバーでもフェリエのネット刃でも剃れないので、ピンポイントで処理していくしかありません。
安全なハサミでも良いですし、僕の場合はトリマー刃のスキンガードを外して、ピンポイントで短く刈っています。
ただし、フェリエの説明書では「粘膜部分があるIラインとOラインでは、スキンガードを外してトリマー刃を使うことは推奨されていません」
ナマケン
確かに「トリマー刃のスキンガードなし」の状態で使うと、たまに当てる角度が悪いと皮膚の薄いIライン(タマタマの裏側)で薄く出血してしまうことがあります。
※出血と言っても、かさぶたにならず、翌日の施術に影響も出ないくらいの薄い薄い出血
なので、説明書に「スキンガードを外してIラインとOラインに使用しないでください」のように書かれているのは理解できます。
とは言え、実際に自己処理をやっていると、まばらに残っている長い毛を刈るにはトリマー刃が便利なんですよね。
肌全体にトリマー刃を何度も当てると、出血の原因になってしまうので、ピンポイントでやっていきましょう!
トリマー刃(スキンガードなし)でOラインの毛も剃るか?
Oラインに関しては、多少の毛が残っていても、当日の看護師さんがササッと剃毛サポートしてくれるので、トリマー刃(スキンガードあり)とネット刃を使って、できる範囲で剃れていれば十分な気がします。
僕の場合は、トリマー刃(スキンガードなし)でも肛門周りの毛をササッとカットしてますが、誤差くらいしか違いはないと感じています。
施術前日にやること:フェリエのネット刃で剃る
フェリエのネット刃は2~3ミリの短い毛をキレイに剃るのが本当に得意です。
短い毛なら、ひげ剃り用電動シェーバーよりもキレイに剃れます。
なので、施術2日前にひげ剃り用電動シェーバーで剃っているなら、施術前日はフェリエのネット刃だけで十分と思います!
あとは長い毛が残っていたら、トリマー刃でピンポイントで刈るくらいですね。
参考までに、、、
「施術前の自己処理が甘いと、脱毛効果が出にくくなる」と、脱毛クリニックの無料カウンセリングの時に言われると思います。
では、どれくらいの状態を目指せば良いのか?というと、ザラザラと肌から飛び出ている毛がない状態みたいです。
なるべくツルツルな状態を目指して、最後ネット刃を使って仕上げていきましょう!
施術前日に、フェリエのネット刃を使って自己処理する方法を「V、I、Oのパーツ別」に分けて、書いていきます。
Vライン(前側の部分)
既に「ひげ用電動シェーバー」を使って、Vラインはある程度キレイに剃れてる状態と思います。
仕上げとしてフェリエのネット刃で剃っていきましょう!
かなりツルツルな状態にできます。
また、「VラインならT字カミソリを使う方が早いのでは?」と思われる方もいると思います。
普段からT字カミソリを使いなれていて、カミソリ負けの心配のない方ならそれでも良いかもしれません。
ですが、僕がVラインをT字カミソリで仕上げようとした時は、やはり何往復もしないと、なかなか綺麗に剃れず、軽いカミソリ負けになってしまいました。
さらに、Vラインの3分の1以上の毛根が赤くなってしまい、おそらく軽度の毛のう炎にもなっていたと思います。
カミソリ負けも毛のう炎の症状も軽かったので、翌日の施術は無事に行えたのが幸いでした!
ナマケン
Iライン(タマタマ)
Iライン(タマタマ)は、VIO用フェリエのネット刃を使って剃っていきます。
コツは、肌から飛び出ている2~3ミリくらいの毛に対して、1本1本ピンポイントに「ジッジッ」とネット刃を当てていくことです。
面倒ですが、脱毛効果を上げる為にも根気強くやっていきましょう!
もしネット刃を毛にあてても、短く剃れない時は、まだ毛が長いからです。
このページの「施術2日前にやること3:長く残りすぎている毛はトリマー刃を使ってピンポイントで!」で書いたように、もう少し短くしてからネット刃を使うと上手くいくと思います。
その時は上手にやれていると思っても、終わる頃に強烈なカミソリ負けの痛みがやってくるかもしれません。
時間的に間に合わないのでしたら、電動シェーバーで自分でできるところまでやって、あとは当日の看護師さんの剃毛サポートに任せてしまう方が良いと思います。
剃り残しが多いと剃毛サポートで時間を取られて、脱毛レーザーの照射時間が短くなってしまうかもしれませんが、カミソリ負けになって施術ができなくなるよりマシだからです!
Oライン(お尻、肛門周り)
Oライン(お尻、肛門周り)についても、ネット刃で仕上げましょう!
ただ、何度も書いてますが、Oラインは幸いにも範囲が狭い部分なので、当日の看護師さんがササッと剃毛サポートしてくれます。
なのであまり無理をせず自分で届く範囲を剃るだけで十分です!
施術当日にやること※時間があれば:剃り残しをフェリエのネット刃で仕上げる
施術当日に時間があれば、VラインとIラインを中心に、肌から軽く飛び出ている毛を見つけて、ネット刃でピンポイントで剃りましょう!
施術2日前から剃毛(自己処理)を始めると、2日後の施術日当日には、チョロチョロと毛が伸びている箇所がけっこうあるからです。
ナマケン
最終的には施術してくれる看護師さんの剃毛サポートに期待して、神経質になりすぎないくらいで大丈夫と思います!
あと最後、面倒になってT字カミソリに手を出しそうになってしまうかもしれませんが、カミソリ負けのリスクを考えて使わない方が絶対に無難です