息子が未就園児だった頃、ほぼ同じ遊びを毎日繰り返している時期があった。
2歳頃の男児にとってはトミカやプラレールを前後に動かしているだけでも、エンターテイメントと感じられるようだ。
面倒くさがりな上に、わりとドライな私にとって、この遊びに長時間付き合うのは、率直に言って苦痛以外の何者でも無かった。
本当は5分でもう勘弁してと言いたいところだけれど、「こういうことに付き合うのが親の愛なのでは。」と義務的にやっていたあの頃。。
息子よ、ごめん!
隣で私が同じことをしていることが彼にとっては重要だったようで、私が抜けようとするとすぐさま察知して、引き戻されていた。
「遊びに無駄なことなんてない。」
はい、わかっております、でもつまらないって思っちゃうし、腰は痛いし、家事だって片付けたいし・・。
我が身の中にある母性愛を振り絞って、遊ぶ日々なのでした。
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[ 原作:坂本恵海(サカモトメグミ) ] [ 漫画:アヤクロ]