キュウゾウ
私(キュウゾウ)はAIどころかプログラミングも初心者、知人のエンジニアもAIについては未経験というところからのスタートです。
まずエンジニアの彼と「AIで何ができるか、どんな社会の課題を解決できるか?」をあーでもないこーでもないと数日間かけて話し合いました。
幸い、いくつか種となりそうなアイデアが出てきたと同時に、その時点で知識と情報を出し尽くした状態に。
そこで次のステップとして、AIの実装方法を学びながら、よりAIについて理解を深めていくことにしたのです!
AIに特化したオンラインのプログラミングスクールと言えば、まずはAidemy(アイデミー)なので、さっそくサイトをチェックしてみました。
Aidemyを受講しようと思ったら疑問点がたくさん出てきた
Aidemyについて調べてみると、
- 通常のAidemy:AIプログラミングが学べる講座を1つずつ購入して受講
- アイデミープレミアムプラン:AIプログラミングが学べるコースが設定されている
ですが、この2つの違いがよくわかりませんでした。
特にわからなかったのが受講料が大きく違うことです。
通常のAidemyは1講座が有料のものでも980円~4,980円くらいで受講できるのに対して、プレミアムプランの方は1ヶ月で19万円(3ヶ月だと48万円)もかかるのです。
プレミアムプランは受講料が高過ぎるので、AIを学ぶのに通常のAidemyで十分だったらそれに越したことはありません。
その点を判断する為には、
- プレミアムプランの講座内容は、通常のAidemyで購入できる講座と同じなのか?
- 同じ場合、通常のAidemyの講座を組み合わせてプレミアムプランと同等の内容が受講可能か?
- やっぱり本格的にAIを学ぶならプレミアムプランだとして本当に学びたいことを学べるか?
そこでプレミアムプランの方に、受講前に悩みを相談できる「オンライン無料相談会」というものが用意されていたのでそれを利用してみることにしたのです!
オンライン無料相談会に申し込み
プレミアムプランのオンライン無料相談会へはアイデミーの公式サイトからお申し込みできます。
上のようなカレンダーが表示されるので自分が空いている日時をクリックして予約しましょう。
ちなみに私が申し込んだ時、日程は半分以上埋まっていました。
本当は翌日の昼間の時間帯が良かったのですが、予約済みだったので夕方を予約しました!
オンライン無料相談会はパソコンでもスマホでもOK
お申込みするとAidemyから「オンライン無料相談会のご案内」というメールが送られてきます。
その中に相談会を受ける方法についてきちんと説明されていますが、ここでも書いてしまうと「Appear.in」というビデオチャット(skypeのようなもの)を利用します。
Appear.inはPCで利用する場合、登録もダウンロードもインストールも不要でブラウザ上でビデオチャットができるので便利です。
特に準備することはありません。
さらに安心材料として、
- カメラはオフにもできる
ただ、macやノートPCなら問題ないのですが、デスクトップPCを利用していてカメラやマイク機能が付いていない場合はちょっと困ると思います。
スマホから無料相談会を受ける場合
その場合はスマホでオンライン無料相談会を受けましょう。
キュウゾウ
スマホでオンライン無料相談会を受ける場合は、Appear.inのアプリをダウンロードする必要がありますが準備はそれだけです。
私もAppear.inを使うのは初めてでしたが、特に困ることなく相談会を受けることができました。
次からオンライン無料相談会で聞いた「アイデミープレミアムプランの具体的な内容」に入っていきたいと思います!
オンライン無料相談会で説明されたこと
時間になって、メールに書かれていたAppear.inのリンクにiPhoneから接続すると、今回の担当者の顔が写りオンライン無料相談会が始まりました!
最初に書いておくと私の場合は35~40分くらいの所要時間でした。
知人のエンジニアは50分くらい話し込んだみたいなので、人によって違うみたいです。
※お申込みページには「25分を予定」と書かれていましたが、申込時の枠は1時間でしたし延長は最初から想定されているのかもしれません
今、AIに興味を持っている理由は?
まず担当者の方から
- 今、何をしている人で
- AIに興味を持っている理由(受講動機)
「相手が何を期待してアイデミープレミアムプランを受講しようとしているのか」を聞いてから、それに合わせて説明しようとしてくれる意図を感じました。
私の場合、
キュウゾウ
というような答えを返しました。
次に「現時点でAIを使ってどのようなことをしたいのか?」ということを担当者から聞かれたので、
キュウゾウ
と返すと、「それでは各コースの特徴を説明しながら、どのコースが合っているのかご提案していきますね」という流れで、各コースの詳細について聞くことになりました。
6つのコース説明
アイデミーのプレミアムプランには現在6つのモデルコースが用意されています。
- AIアプリ開発コース
- データ分析コース
- 自然言語処理コース
- LINEチャットボット開発コース
- Rettyコース
- JDLA E資格対策コース
期間内であれば上記コースは「受け放題」なので、3ヶ月プランを選ぶなら2~3コース受講する心構えで良いみたいです。
なのでここで検討すべきは「学びたいコースが少なくとも1つ以上あるか?」で、学びたいコースが複数ある場合はそれは特に問題ないということです(2~3個であれば)。
それでは続いて、担当者から受けた「6つのコースの説明」を要点だけ紹介していきたいと思います。
(1)AIアプリ開発コース
「ディープラーニングを用いた画像認識を実装したアプリを開発するコース」です。
- 機械学習アルゴリズム
- Webアプリの実装
「ディープラーニングを用いた画像認識」というのは、AlphaGoが囲碁の勝負で人類最強と呼ばれるプロ棋士に勝った話が有名ですよね。
キュウゾウ
(2)データ分析コース
「データサイエンティストになりたい人向けのコース」です。
- ネットの情報をスクレイピングで取得して分析
- NumPyやPandasライブラリについて
- 教師あり学習(回帰)、教師なし学習
現在はデータサイエンティスト不足と言われているので、このコースがビジネス領域で一番需要があるスキルが身に付くと言っていました。
なのでAIを使ってBtoB領域でビジネスしていきたい人やデータサイエンティストとして就職(転職)したい人に向いているみたいです。
ちなみにアイデミーのプレミアムプランは、基本的に数学の知識を必須としていませんが、
- (2)データ分析コース
- (3)自然言語処理コース
は数学をやってきた人(理系)の方が有利とのこと。
(3)自然言語処理コース
Google翻訳などにも使われている「コンピュータに言語を理解させることを学べるコース」です。
統計的予測モデルを作成して、企業の株価を予測するようなことも可能になります。
このコースも数学を学んできた人の方が理解が早いとのこと。
(4)LINEチャットボット開発コース
(1)のAIアプリ開発コースはアプリ開発でしたが、こちらのコースは「LINE上で動くチャットボットを開発できるコース」です。
AIの入り口としてチャットボットに興味がある方はこちらのコースが良さそうで、私も最初にAIアプリ開発コースを受けた後、2番目に受けるコースとして検討しています!
(5)Rettyコース
AIはデータが必要になってくるので、そのデータに「実際のRettyのデータを使ってWebサービスを開発できるコース」です。
具体的には、
- レコメンデーション
- ランキング学習
(6)JDLA E資格対策コース
「JDLA(一般社団法人 日本ディープラーニング協会)のE資格対策コース」です。
こちらは既に企業に勤めていて、会社から「JDLA E資格」を取ることを奨励されたような方向けですね。
合格の為には体系的にカリキュラムをこなさないといけないようで、どうしても学習期間に3~4ヶ月かかるとのこと。
アイデミープレミアムプランではこの「E資格対策」に、かなり力を入れてるみたいなので、検討している方はオンライン無料相談会(ビデオカウンセリング)を受けてみてください!
Aidemy(アイデミー)のオンライン無料相談会を受けてみる!
オンライン無料相談会で質問したこと
6つのコースの説明が終わった段階で20分ほど経過していました。
続いて質問タイムになったので、あらかじめ用意していた「通常のアイデミーとプレミアムプランとの違い」などを遠慮せずにバシバシと質問していきました!
アイデミープレミアムプランで受けられる講座は、通常のアイデミーにある講座と同じ?(寄せ集めたら同じ内容になるの?)
プレミアムプランのページを見た時に感じた疑問の答えは「NO」でした!
講座内容が全く異なるので、通常のアイデミーの講座を組み合わせてもプレミアムプランと同じ内容にはならないとのこと。
やはり本格的にAIプログラミングを学ぶならプレミアムプランの方みたいです。
メンター、チューターの存在
さらにプレミアムプランの方には、AIに精通したメンターやチューターがいることのメリットが大きいみたいです。
- チューター:授業でわからなかったことを直接質問できる人
- メンター:ビジネスでの実務を含めAIの全般的な相談をできる人(メルカリ等でAIを仕事として使っている人、大学院で博士号を取った人、東大の学生など)
特にメンターの存在が大きいですよね。
AIの仕事に就職(転職)を考えている人は、メルカリなどで実務を知っている人に相談できるのは大きいです。
私たちの場合はAIを使った新規事業なので、ある程度の学習が済んだら具体的なアイデアを伝えてアドバイスを貰いたいなと考えています!
キュウゾウ
プログラミング初心者だけど大丈夫?
アイデミーのページにも書かれていますが、受講者の
- 3割がプログラミング未経験
- 8割がPython未経験(受講者の7割はプログラミング経験者だけど、その中の8割はPythonはやったことないという意味)
自分は3割のプログラミング未経験者組に入るので、正直不安がないと言ったら嘘になります。
そこで担当者に「本当にまったくの初心者でも大丈夫ですか?」と聞いたところ、「時間さえかければ付いてこれるのでとにかく時間を確保して欲しい!」とのことでした。
なのでとにかく時間をかけて付いていきたいと思います。
キュウゾウ
どれくらいの時間をかければ良いのかを1週間と1日で見た時の表が↓になります!
1ヶ月プラン | 3ヶ月プラン | 6ヶ月プラン | |
---|---|---|---|
1日に必要な勉強時間 (初心者) | 4.6~7.7h (週32~54h) | 2~3.3h (週14~23h) | 1.3~2.3h (週9~16h) |
1日に必要な勉強時間 (エンジニア) | 2.3~3.9h (週16~27h) | 1~1.6h (週7~11.5h) | 0.6~1.1h (週4.5~8h) |
例えば3ヶ月プランを受ける場合だと、
- プログラミング初心者:1日2~3.3時間
- エンジニア:1~1.6時間
これはおそらく少なく見積もってだと思うので、私の場合3ヶ月プランで1日4時間は確保する覚悟で申し込みするつもりです!
ちなみにプランには「1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月プランの3種類」あって、そのことについても質問したので、下記に補足します。
1ヶ月と3ヶ月プランの違い。どちらを選べば良い?
担当者に聞いたところ、プレミアムプランの申込者の割合としては、
- 1ヶ月プラン:10%
- 3ヶ月プラン:80%
- 6ヶ月プラン:10%
で8割の人は3ヶ月プランに申し込みしているとのことです。
また1ヶ月プランだと1つのコースを修了するのにギリギリなので、特に時間のない社会人の方で複数のコースで学びたい人は3ヶ月プランが現実的な提案となるみたいです。
数学苦手で文系だけど大丈夫?
プログラミング初心者の質問と合わせて、数学に対する不安についても質問しました。
これについては「数学の知識が無くても大丈夫な講義内容になっている。実際は数学で付いてこれないというよりプログラミングでつまづく人が多い印象」という答えでした。
ただしコースによっては数学の知識があった方が有利みたいで、
- データ分析コース
- 自然言語処理コース
申し込んだらすぐに受講できるの?
アイデミープレミアムプランの仕組みとして、「水曜日までに申し込み、翌週の月曜日から開催」と決まっています。
なので検討している方は上の周期を考慮に入れて、オンライン無料相談会や受講申し込みのタイミングを決めるとロスがないと思います!
AIでこういうことやりたい場合はどのコース?
AIプログラミングを学んだ後に作りたいサービスや事業のアイデアがあるなら、質問タイムで「どのコースを学んだら実装できそうか?」を具体的に聞くことをお勧めします。
私たちもいくつかアイデアがあったので、「AIでこういうことやりたいんですけどAIアプリ開発コースで実装まで学べますか?」など突っ込んで質問しました。
担当者おすすめの情報ソース
知人のエンジニアが無料相談会を受けた時の担当者がとても気の利いた人で、AIについての理解度を深められる情報ソースを別途メールで教えてくれました(私は知人からシェアしてもらいました)。
具体的には、
- ネットで読んで役立った記事
- 最近のAIスタートアップ
- 受講までに読んでおくと良い本(主に人工知能について)
などです。
割引きを受ける為のテクニック
AI特化だけあってアイデミープレミアムプランの受講料は正直高いので、割引きを利用できるなら利用しましょう!
相談会割引き
これは書いて良いのかわかりませんが、オンライン無料相談会の最後に「今決めてくれたら◎◎円の割引ができます」と担当者から提案がありました。
これが結構、大きめの金額なので申込みするなら確実に利用しておきたいところです。
ただ、そこで即決できれば良いのですが、金額が金額なだけにもう少し時間が必要な方も多いと思います。
その時は担当者に「◎◎日まで考えたいので、後で申し込む時にも割引を適用してもらえますか?」など交渉しましょう!
確実に交渉が通るかはわかりませんが、私と知人の2人分の経験から、かなり柔軟に対応してくれるという感触があります。
その他キャンペーン
私が申し込むタイミングでAidemyが「令和 類似度割引キャンペーン」を行っていました。
菅官房長官が掲げた「令和」の文字に、どれだけ似ている文字を投稿できたかを画像認識によって判定し、その類似度によって割引額が決まるというものです。
こういったキャンペーンを狙うのもアリだと思います!
ただ、割引額については上記の相談会割引きよりも不利だったので、相談会以上の額の割引を受けられるチャンスはなかなかないものと予想します。
次の展開について
オンライン無料相談会を受けてみて、私も知人のエンジニアもアイデミープレミアムプランの受講を決めました!
予定としては、とりあえず「AIアプリ開発コース」を終えてその後にメンターと相談して次のコースを決めようと考えています。
知人のエンジニアはさっそく相談会割引きを適用して申し込みを完了。
私はPythonの学習時間を取りたいので、1週間か2週間遅れで申し込む予定となりました。
今後の記事では、
- プログラミング初心者がどうやってPythonを勉強しているか
- Aidemyのプレミアムプランを受けた感想(2人分)