ナマケン
・育児のことで2年以上悩んでいることがある
・その悩みに直面した時にどういう精神状態で息子と接すれば良いかわからなくなってしまった
・そういえば育児の専門家に相談したことなかったなと我に返り、無料の電話相談をしてみた結果、とても良かった!
小さな子を育てていれば解決できない悩みがいくつかありますよね。
うちの息子の抱っこ癖については前に書きましたが、実はそれよりも精神的なストレスを感じる育児の悩みを抱えています。
その育児の悩みは(具体的には書けないのでちょっとボヤかします)、
- 日常生活に支障が出る
- 息子の健康面にも影響するかもしれない
ですが4歳になっても解決する気配がなく、僕も息子がその行為をした時に感じるストレスも大きくなっていき、怒る回数も増えていきました。
そうこう繰り返しているうちに、ある時「もう何をやっていいかわからない!」と精神的な行き詰まりを感じてしまったのです。
こんな行き詰まりは、息子が生まれてから始めてのことでした。
そして、
「次に息子がその行為をやった時に、どういう精神状態で接したら良いのだろう?」
そう追い込まれた時に思いついたのが「育児の電話相談」です。
ナマケン
今こそするべきなのかもしれない。
電話で相談できるところもあるらしい。
さっそくネットで調べて電話相談してみると、、、
結論から言うと、これがとても良かったです。
相談員さんのアドバイスによって、良い方向に考え方を変えることができたので、短期的ではなく根本的に悩みを解決することができました!
また「育児の電話相談は複数かけた方が良い」のですが、僕の体験談が役に立つと思ったので、この記事にまとめたいと思います。
結論から言うと、育児の電話相談は複数かけた方が良いです!
僕は、今回3ヶ所の育児相談窓口に電話して、相談員さんにお話を聞いてもらいました。
- 役所の育児相談窓口
- とある育児系団体の電話相談窓口
- エンゼル110番
この3つの相談窓口はネットで「育児 電話相談 無料」と検索して見つけたものです。
実際には3つだけでなくもっと見つかるのですが、「自分がかけたいと思った時間に相談を受け付けているか」「電話がすぐにつながるか(混み合っているところもある)」という条件もありますので、自然と数個に絞り込まれるはずです。
それで、なぜいくつかの電話相談窓口にかけて複数の相談員さんに相談した方が良いのかというと、、、
僕も3人目でようやくとまともな相談員さんに話を聞いてもらえたからです。
さらに言うと、1人目の相談員は傾聴すらできず僕の話にかぶせぎみで喋ってくる人でしたので、悩み相談のはずなのに余計にストレスが溜まってしまいました。
ナマケン
結局は2人目、3人目の順で良くなっていき、最後の3人目の方が「プロの相談員とはこういう人のことを言うのか」と思えるほど素晴らしい方だったのです。
単純に相談員さんとの相性もありますし、傾聴できるできない、育児相談の経験が豊富かどうかのレベルの違いもあります。
1人目2人目で嫌な思いをしたとしても、必ず複数の相談窓口に電話してみた方が良いと思います!
僕が話した相談員さんの特徴まとめ
特徴 | おすすめ度 | どこの窓口 | |
---|---|---|---|
1 | 話すらまともに聞いてくれない | 諦めてすぐに切った方が良い | 役所の育児相談窓口 |
2 | 傾聴はしてくれるが、育児相談の経験が薄め | 話を聞いてくれるだけで良い方は満足できるかも | とある育児系団体 |
3 | 傾聴できて、育児相談の経験も豊富 | プロ相談員!おすすめ! | エンゼル110番 |
女性はよく「話を聞いてくれるだけで良い」と言いますよね。
解決策を言われると、むしろ逆効果でストレスの元になってしまう方もいるとのこと。
そういう方は2番の傾聴だけしてくれる相談員さんが合っているかもしれません。
僕は男だからか、傾聴だけではモヤモヤが残ってしまうので、「明日からどうしようか」という次につながる解決策のようなものが欲しかったりします。
なので、3番の相談員さんが合っているし、個人的にはお勧めしたいです!
傾聴できない相談員だったら諦めて電話を切ろう
男女の違いや性格の違いもあり、ベストな相談員さんは人それぞれ異なると思います。
ただし1番の、人の話を聞けず何だったら話し終わる前に被せぎみに喋ってくる相談員だけはおすすめしません。
そういう相談員に当たってしまったら、ストレスが溜まる前に諦めて話を切り上げましょう。
電話をかける前に準備しておいた方が良いのはメモ
いざ電話をかけて相談員さんが出ると、焦ってしまって肝心の最も意見を聞きたいことについて、相談内容を話し忘れてしまうこともあります。
なので、
- 電話する前に「悩みや相談したいことを3つくらいに箇条書きしてメモにまとめておく」
それだけで、相談内容を忘れずに、さらに相談員さんが理解しやすいように話せると思います。
さらに、これは余談になるかもしれませんが、悩みをメモ用紙に書き出すだけで不思議と自己解決してしまうこともあります。
頭の中でゴチャゴチャ悩んでいることを、箇条書きでも何でも文章にして書き出すと、考えを整理できることも多いです。
整理されると、心のモヤモヤがなくなったり、悩みを解決する為の方法が思いついたりもします!
そういう効果もあるので、相談前には必ず悩みや相談ごとをメモ用紙にまとめておきましょう!
ナマケン
(1)役所の育児相談窓口にかけた感想
自分住んでいる地域の役所が「お母さんの為の電話相談窓口」を設けていたので、まずはそこからかけてみました。
ナマケン
これは「お父さんもだぞ!」って言いたいのではなく、「育児=お母さんがやるもの」というこれまでの常識を維持する表現なので、そういうところから変えていかないと社会は変わりづらいのかなと思うからです。
話を戻して…
役所の育児相談窓口に電話して、出たのはイメージ的に30~40歳くらいの女性でした。
区の育児相談なので、けっこう深刻な悩みも多いだろうし、きちんと話を聞いてくれると期待してはいたのですが、、、
その女性の相談員さんは、こちらが話し終わる前に被せぎみに喋ってくる人でした。
僕も電話相談初めてだったので、まさかとは思ったのですが、そのまさかの傾聴もできない相談員だったのです。
僕も10分くらい「どういう悩みなのか」をがんばって伝えていたのですが、相談員さんが話し終わる前に勝手に喋り始めてしまうので、相談内容の共有がまったく進みませんでした。
結局、10分ほどで「わかりました~」と言って、諦めて切ることに。
ただ、区がどういう人に相談員の役を依頼しているのかとても疑問だったので、最後に「どういう方がお話聞いてくれたんですか?」と相談員に聞いてみたら、「看護師です」という答えが返ってきました。
ナマケン
良い看護師さんもたくさんいるのはわかってますが、個人病院で院長が横柄な感じだと看護師、受付、みんな態度悪い確率高いですよね。
患者の話は傾聴どころではなく、向こうの言いたいことを上から言ってくるだけです。
とても勝手ですが、そのような看護師さんを想像してしまいました。
役所がその看護師さんと個人に依頼しているのか、病院単位で依頼しているのか、わかりませんが、こういう大事な場面での相談員としては適任ではないなと感じました。
育児相談なのですから、少なくとも「相談を聞く技術を持っている人」を選ぶシステムに変えて欲しいと思います!
(2)とある育児系団体の電話相談窓口にかけた感想
最初に話した相談員さんが散々で、逆にストレスが溜まってしまったので、「電話相談なんてしても無駄かな」と一瞬思いました。
ですが、すぐに他の電話相談窓口も調べられたので、もう1回試してみることにしました。
2人目に話した相談員の方は、とある団体の電話相談窓口の方です。
この相談員さんは1人目とはまったく異なり、話をよく聞いてくれました。
ただ、僕が相談している内容と同じような悩みを、これまでに聞いたことがなかったようで、解決につながりそうな具体的なアドバイスを持っていないようでした。
なので、長くなりすぎないように、悩みを聞いてくれたことに感謝して電話を切りました。
電話を切った後、「どうしようかな?電話相談はやっぱり終わりにしようかな」と思いました。
ただ、悩みごとは第三者に話しているだけで気持ちが晴れて解決することもありますが、今回の件は僕の心の中でまだモヤモヤしたものが残っていました。
なのでこれまでの2ヶ所とはちょっとカラーの違う、企業が運営している育児相談窓口にかけてみることにしました。
(3)エンゼル110番の感想(オススメ)
3番目にかけたのが「エンゼル110番」です。
※森永乳業の委託を受けて森乳コミュニケーションが運営
「0800」のフリーダイヤルにかけるも30分くらいつながらなかったので、試しに「046」の方にかけてみたら、すぐつながりました。
こちらの相談員さんの方も、よく僕の相談内容を聞いてくれて、悩みごとの共有はスムーズに終わりました。
ここからがエンゼル110番の相談員さんのすごいところでした。
僕の相談内容は、
ナマケン
というもので、
その悩みに対して、相談員さんは、
相談員さん
という回答でした。
正確な表現は忘れてしまったのですが、言われた内容は↑のようなことでした。
僕はこれを聞いた瞬間にハッとしました。
僕は、息子がその行為を止めてくれることを期待して、事前に誉めたり教えたり諭したり何かを言っていました。
そして、その期待が裏切られると、怒ったりイライラしてしまっていたのです。
さらに、怒るの裏返し行動として「もういいっ!」のような見放し(見捨てる)もしてしまっていたのです。
僕もそれらの自分の行動が違うと頭でわかっていたから、「今後その行為の時に息子にどう接すれば良いのかわからない」という悩みにつながっていました。
そして、僕は相談員さんにこう答えました。
ナマケン
実は、怒った後は「もういいっ!」のように見放すこともあって、対応が極端になってしまうのが良くないなと思っていました。
明確な解決策や答えがない育児では、解決することが目的ではないと、どの親でも頭ではわかっていると思います。
でも「するべき」とか「こだわり」のせいで、冷静になれなかったりします。
僕の場合だと、本当はもっと長い目で見てあげるだけで良くて、その考えが自分の中で徹底されていれば、「怒ったりイライラしたり見放したり」にはつながらなかったはずです。
でも、自分が息子に言ったことが長い間うまく実行されなかったことで、変に意地になってしまったのか、「怒る⇒見放す」の悪いサイクルにハマってしまっていたようです。
おそらくこの思考パターンは育児では「あるある」なんだと思います。
エンゼル110番の相談員さんは、育児相談の経験も豊富だったので、僕のその思考パターンを理解して、「何も言わない」というアドバイスをくれたのだと思います。
ここからさらにエンゼル110番のスゴイところ!
「何も言わない」というアドバイスを貰った時点で、僕の中では一気にモヤモヤが晴れて、ほぼ悩みは解決していました。
ですが、ここからがエンゼル110番のさらにスゴイところで、相談員さんが「他の相談員の意見も聞いてみますね」と言ってきたのです。
僕の気持ちが晴れたことは相談員さんももちろんわかっていて、そこから念の為に他の相談員さんにも聞いてくれるなんて、なかなかできることではないですよね。
おそらくエンゼル110番は各相談員さんがプロフェッショナルなだけでなく、そして組織としても一流なのだと思います。
そうでなければ、他の相談員さんが「はぁ?」となるはずですから。
聞ける土壌がきちんとできている素晴らしい組織なのだと思います!
僕はエンゼル110番の1人の相談員さんとしかお話してませんが、こういった理由もあって組織的にまとまっていると思うので、育児相談をするなら「エンゼル110番」をお勧めしたいです!
ナマケン