ブラーバとルンバどっちを買う?実は併用が大正解!2年半両方を使ってみてのレビュー

ブラーバとルンバ

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丁寧に雑巾がけをしたフローリングの床は、素足で歩きたくなるような気持ち良さ。

自宅の床にあのスッキリ感を”手間をかけずに”保てたとしたら、素敵だと思いませんか?

「忙しくても清潔に暮らしたい」という願いを叶えてくれるのがロボット掃除機です。

人気上昇中の床掃除ロボット「ブラーバ」、そしてロボット掃除機の代名詞的存在「ルンバ」。

いずれもiRobot社製ですが、どちらを買おうか迷っている方も少なくないと思います。

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実はブラーバとルンバは、併用してこそ真価を発揮します!

愛用歴2年半の私が、詳しくご紹介しますね♪

床掃除のお悩み:床をスッキリさせたいけど手間がかかる!

床掃除

フローリングの床のベタつきって気持ちが悪いものですよね。

特に小さなお子さんのいるご家庭では、足跡や手垢、食べこぼしなどで不潔な印象になりがちです。

掃除機をかけてから、ベタつき汚れを取るためにウエットシートで拭いたり、雑巾がけをしたりするのは本当に手間がかかるし、体力も奪われます・・。

ブラーバとルンバの併用が解決策に!

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面倒な床掃除の手間からあなたを解放してくれるのが、iRobot社製の床拭きロボット、ブラーバ、そしてロボット掃除機のルンバです。

ルンバブラーバ併用

左:ブラーバ380j右:ルンバ600
iRobot ロボット掃除機 ルンバ 628 R628060
アイロボット(IRobot)

結論からお伝えすると、

  1. まずルンバに床掃除してもらう(ホコリ・髪の毛などを取る)
  2. 次にブラーバで水拭きしてもらう(皮脂汚れ・食べこぼし跡などを取る)
この2STEP、つまり両者併用での床掃除が最高にラクで、仕上がりも美しいんです!!

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私自身はのんびりお茶を飲んで過ごしていても、その間にルンバとブラーバが床をスッキリピカピカにしてくれます♪

まさに神アイテム!

ルンバ&ブラーバ併用での床掃除の手順

実際にルンバ、ブラーバの順でロボットを使用して床掃除をする手順をご紹介します。

最初にざっと床面を片付け

完璧にやる必要はありませんが、始める前に床の上をなるべくすっきりさせると掃除できる面積が増えて、より効果的。

床の上に落ちているものがあれば、取り急ぎテーブル上に移動させて下さい。

コード類、ケーブル類はルンバがからまることがよくあるので、特に気をつけて下さいね。

ルンバをスタート

片付けがざっと終わったら、ルンバのスタートボタンを押します。

我が家のルンバ600です。行ってらっしゃい♪
ルンバ

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掃除が終わると勝手にルンバは充電器に戻ります(可愛いです♪)
MEMO
ルンバに溜まったホコリや髪の毛は掃除後に、ゴミ箱に捨てて下さいね!

ブラーバをスタート

次にブラーバのウェットモード(濡れ拭き)で仕上げます。

まず専用のクリーニングパッドに水を入れます。

ウエットモード準備

ウェットモード用の専用クロスをセットして・・(使い捨てシートは使えません)

ウェットモード準備2

ブラーバ本体にセットしてスタート!

ウェッドモード実験

NorthStarキューブ(赤外線信号発信器)も忘れずにスイッチONして下さいね♪

northstarキューブ

以上で、床掃除は終了です♪ その間、人間はお茶でも飲んで待っていましょう。

MEMO
ブラーバの拭き掃除が終わったら、ウェットクリーニングパッドをはずして残った水を捨て、クロスを洗濯して下さいね♪
我が家ではクロスはざっと水洗いしてから、洗濯機で他のものと一緒に洗っています。

閲覧注意!ルンバとブラーバで取れた汚れ

恥をしのんで我が家のリビングで取れた汚れを公開します(泣)

まずはルンバから

ルンバ汚れ

そしてブラーバ

ウェットモード汚れ

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しっかりホコリも皮脂汚れなども取れてスッキリです♪

ブラーバの製品紹介

ルンバはよく知られていますが、ブラーバについてはまだ詳しくご存知無い方も多いはず。

iRobot社製の床拭きロボット、ブラーバを詳しくご紹介します♪

ブラーバ付属品
※我が家のブラーバの機種は「380j」というモデルです。

写真左上:急速充電スタンド&ACアダプター
写真左中:ドライクロス&ドライクリーニングパッド
写真左下:ウェットクロス&ウェットクリーニングパッド
写真右上:NorthStarキューブ(赤外線信号発信器)
写真右下:ブラーバ本体

ブラーバの基本性能

ブラーバは一般家庭用の室内での拭き掃除専用ロボット。

ざっと基本的な性能を挙げます。

  1. から拭き(ドライモード)と、濡れ拭き(ウェットモード)の2パターンの拭き掃除が可能
  2. 赤外線信号発信器が付属しており、部屋の形状に合わせて自動的に誘導する仕組み
  3. 木材やタイル、ビニール、リノリウム、ラミネートなど硬い床材で使用可能
  4. 充電式でコードレス
  5. 搭載赤外線センターにより段差を認識、落下やカーペットなどへの乗り上げをしない
MEMO
ブラーバは掃除機とは異なり吸引は行いません。

ドライモードとウェットモードについて

ブラーバが優れているのは、から拭きと濡れ拭きの両方に対応でき、簡単な床掃除ならブラーバ1台だけでもできてしまうことなんです。

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感心するのはドライモード(から拭き)とウェットモード(濡れ拭き)で拭き方が異なる点なのです!

ドライモード(から拭き)

ドライモードでは図のように直線的な動きをして、ホコリや髪の毛などをからめ取っていきます。
ドライモード拭き方

ドライクリーニングパッドには専用クロス(洗って繰り返し使える)以外にも、市販のお掃除シートも使えます。

ドライモード準備

実際に我が家のリビングを、市販の使い捨てシートを付けて、ドライモードでから拭きしたところ・・

汚い画像でゴメンナサイ!でもしっかりとホコリや髪の毛を取ってくれているのがわかります。
ドライモード汚れ

ウェットモード(濡れ拭き)

ウェットモードでは、同じ場所を3回丁寧に拭き、皮脂汚れや食べこぼしの跡などもスッキリ落ちせますよ♪
ウェットモード拭き方

ブラーバ1台でも軽い床掃除は十分にできますが、吸引ができないため、しっかりホコリを取るならやはりルンバなど、掃除機を併用するのがベターです♪

ブラーバ(380j)のスペック

ブラーバ380jのスペックについては以下の表をご確認下さい。

機種名ブラーバ380j
製造元アイロボット社
(アメリカ:マサチューセッツ州)
原産国:中国
電源方式充電式ニッケル水素バッテリー(交換サイクル約1年半)
充電時間急速充電スタンド使用時:最大2時間
直接充電時:最大4時間
消費電力(充電時)35W
稼働時間ドライモード:最大約4時間
ウェットモード:最大約2.5時間
清掃面積ドライモード:約56畳(最大112畳)
ウェットモード:最大約20畳
製品寸法(本体)244mm(幅)×216mm(奥行き)×79mm(高さ)
製品重量(本体)約1.8kg(バッテリー装着時/クリーニングパッドを除く)
充電器(ACアダプター)入力:100V 50/60Hz
出力:12V DC 1

ブラーバジェット240

ブラーバ380jの後継機として発売されているブラーバ ジェット240もご紹介します。

ブラーバジェット

こちらは進みながら自らジェットスプレーで水を床に噴きつけたり、クリーニングヘッドを細かく振動させて汚れをこすり落とす機能が搭載された機種です。

ブラーバジェット2

また本体の幅が約7cm、奥行きが約4cm、それぞれ380jよりも小さくなりコンパクト化しているので小回りが効きます。
(高さは5mmブラーバジェットの方が高くなりました)

本体価格をアイロボット公式サイトで調べたところ、

機種名公式サイト販売価格
ブラーバ380j32,270円(税込)
ブラーバジェット24042,120円(税込)
ブラーバジェット240の方が約1万円安いです。

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ただしブラーバ380jでは使用できる市販の使い捨てお掃除シートが、ブラーバジェットでは使用できないので、ランニングコストではブラーバ380jに軍配が上がりそうです。

ブラーバジェット専用の、洗浄剤を含んだ使い捨てのウェットモップパッドも販売されています。

ブラーバジェット使い捨てパッド

ただし1枚120円程かかるので、コストが気になる方は洗って繰り返し使えるパッドを使用して下さいね。

ブラーバの良いところ、悪いところ 2年半使ってのレビュー

しっかり圧をかけて拭いてくれる

ブラーバは、約1kgの圧を床面に対してかけて、拭き掃除をしてくれます。

これは人が雑巾がけなどをするときと同程度の力加減なのだそうです。

とにかく静か!

ブラーバは作動中、ドライモードでもウエットモードでもほとんど音がしません。

すいーっという音がわずかにするのと、掃除開始時と、掃除終了時にビープ音が数秒鳴るのみ。

赤ちゃんが寝ている間や、夜遅い時間帯などでも、近隣への騒音を気にせずに静かに床掃除ができる点が優秀です!

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生活音に気を遣う集合住宅などでは特に重宝すると思います♪

ホコリが空中に舞い上がらない

一般的な掃除機では、排気でホコリが舞い上がってしまうことがありますが、ブラーバは排気が無いので空気を汚しません。

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しかも静かなので赤ちゃんが寝ている側でも、安心して使えますよね♪

濡れ拭き終了時に人がいないといけないことは弱点

ブラーバは掃除終了時に、その場で止まってしまうので、人がそこから片付けたり、充電器に戻す必要があります。

ドライモードなら置きっぱなしでも問題ありませんが、ウェットモード(濡れ拭き)の場合は、濡れたクロスが床面に接着した状態で長時間置いておくのは床材によくありません。

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ウェットモードで使用するときはなるべく人がいるときに使うようにすることをオススメします。

階段の掃除には使えません

ブラーバは階段の掃除には使用できません。(ルンバも不可)

階段のあるお宅では、階段部分だけクイックルワイパーや掃除機などで別途掃除が必要です。

ブラーバとルンバについてよくある質問

ルンバの機種は最新のものが良いの?

ルンバには様々な機種があるので、どれを選んだら良いか迷うと思います。

使用条件により必ずしも最新機種やハイエンドモデルである必要が無い場合もあるので、個人的には次の2点を考慮して選ぶと良いと思います。

  1. 自宅内に階段があるか(階層に分かれているかどうか)
  2. 自宅不在時にもルンバを使用したいかどうか

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階段のある戸建や、自宅にいる時にだけルンバを使いたい場合は、いわゆる”型落ち”のスペックが低めの機種でも十分です。

我が家は「型落ちのルンバ600シリーズ」「ブラーバ380j」を6万円強で同時購入しました。

iRobot ロボット掃除機 ルンバ 628 R628060
アイロボット(IRobot)

階段のある戸建などでは、スペック低めのもので十分かも

ルンバ900(上位機種)には、ビジュアルローカリゼーションといって、フロア全体をセンサーで認識しながら、ナビゲーションする機能があります。

ビジュアルローカリゼーション

マンションなどワンフロアの住宅ではこの機能のメリットを享受しやすいですが、戸建の場合、結局フロア毎にルンバを移動させなければならないので、そこまでのメリットを感じにくいと思います。

自宅にいるときだけ使用する場合は古い機種でもOK

ルンバ600シリーズ以上ではiRobot HOME アプリに対応しており、どこからでもすぐにルンバが操作できたり、清掃状況の確認、スケジュールの管理などが行えます。

ルンバ900シリーズでは、Clean Map レポートにより、清掃したマップが表示され、清掃エリアや清掃時間などの詳細を確認することもできます。

以下の図は、アプリの機能と、対応機種の一覧です。

ルンバアプリ

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主に自宅にいるときのみルンバを使えれば良いご家庭などでは、こうした機能が特に必須ではありませんので、500シリーズ以下の製品で十分とも言えます。

ブラーバがあれば掃除機はいらないの?

ブラーバには吸引機能が無いので、ホコリやチリを取る能力ではやはり掃除機には劣ります。

ブラーバ1台だけでも簡単な掃除はできますが、掃除機は別に持つ方が良いです。

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個人的にはルンバなどの掃除機と、ブラーバの濡れ拭きの併用が一番キレイになる組み合わせだと思います。

ブラーバとルンバは同時に使えるの?

濡れ拭きをする前に、ホコリをきちんと取り除いておいた方がきれいに仕上がるので、ルンバ(または掃除機)⇒ブラーバという順は守る方が良いと思います。

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試しに同時に作動させてみましたが、ルンバにもブラーバにもセンサーがあるので、ぶつからないように動いてはいました。

ブラーバは畳や絨毯の上では使えるの?

ブラーバの説明書によると、畳や絨毯の上での使用は推奨されていません。

ブラーバは3mm以上の段差には乗り上げないので、フローリングにしいたラグなどに乗り上げるようなことはありません。

ブラーバは床暖房の上でも使えるの?

床暖房のメーカーに問い合わせるようにと、説明書には書いてあります。

しかし実際はほとんどの床暖房が、多少の水をこぼしても問題無い仕様になっているので、ブラーバの使用も問題無いはずです。

ブラーバやルンバは階段に落ちたりしないの?

ブラーバもルンバも赤外線センサーで障害物や段差を認識しています。

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我が家では階段やその他段差においてもルンバもブラーバも一度も落下したことはありませんが、説明書には念の為障害物を置くなど、注意することを勧めています。

ブラーバやルンバは暗闇でも使えるの?

問題無く使えます。

ブラーバやルンバは床や壁に傷を付けないの?

床や壁に目立った傷がついたことは我が家では一度もありません。

バンパー機能により、センサーが壁や家具などを感知すると自動的に速度を緩め、接触時のショックを和らげてダメージを最小限に抑えてくれるためです。

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ただし壁面にはルンバやブラーバが多少は接触するので、細かい傷がつく可能性はありそうです。

気になる方は避けた方が良いかもしれません。

もう掃除を自分だけでやるのは辞めよう!

sumire
掃除を自力だけでするのを辞めることを私が決意したのは、息子が幼稚園年長時。

幼稚園のPTA役員をしていた頃、連日のPTAの打ち合わせや作業、家事や育児、パートの仕事と、多忙な生活で日増しに自宅が”汚宅”に・・・。

当初ダスキンのメリーメイドなどの家事代行サービスを検討したのですが、料金が決して安くは無い上に、自宅に他人が定期的に入ってくることがさらなるストレスになりそうだったため、家事代行サービスの利用は断念。

その後ロボット掃除機の購入を決めて、問題解決に至りました。

数万円の初期投資で、時間的にも精神的にもゆとりを得られて、本当にコスパが良く、買ってよかったと心から思っています。

aiko

忙しい日々を送られている方には、ルンバ&ブラーバのセット使いをオススメします♪