ナマケン
今回の「豚肉のトマト煮込み」は今までで一番簡単で、準備にかかる時間はたったの5分です!
俺のホットクックの無包丁レシピシリーズは、
今回のレシピのメリットは「準備がとても簡単で5分とかからない点」です!
これまでの3作品の中で一番面倒がなく、ホットクックの内鍋に食材をどんどん入れていくだけで準備が完了しちゃいます。
疲れて夕ごはんの準備をサッと済ませたい時に向いているレシピだと思います。
味ももちろん美味しいです!
豚肉のトマト煮込みのレシピ(無包丁)
まず上の画像がホットクックの公式レシピです。
無包丁を実現させる上で、公式レシピに書かれている
- 玉ねぎ(薄切り)
- 豚ロース肉
- 冷凍玉ねぎみじん切り:200g
- 豚こま切れ肉:300~400g
- カットトマト缶(パック):400g
- ケチャップ:大さじ1
- コンソメ(顆粒※粉末):小さじ2
- オリーブオイル:大さじ2
- にんにくチューブ:1g
- 塩、こしょう:なし※にんにくチューブに塩分が含まれている為
今回買った食材
送料が100円なので、今回も食材の購入はイトーヨーカドーネットスーパーを利用しました。
そして今回買った食材は、
- 国産豚細切肉
- カットトマトパック
冷凍玉ねぎみじん切りがない方は、このページ内の下記を参考に追加で購入してください。
※前回のトマトリゾットで使った残りが冷凍庫に残っていたので今回は新たに買いませんでした
残りの材料は調味料的なものばかりなので、自宅の冷蔵庫に入っているものをそのまま使います。
包丁なしを実現した2つのポイント
今回の「豚肉のトマト煮込み」を包丁を使わずに作る上で、重要になってくる2つの食材について解説していきます!
(1)「玉ねぎ(薄切り)」を「冷凍玉ねぎみじん切り」へ変更
ホットクック公式レシピでは玉ねぎ(薄切り)と書かれていますが、薄切りする為には包丁が必要になるので、俺のホットクックでは冷凍の玉ねぎみじん切りを使用します。
なぜ「みじん切り」かというと、冷凍玉ねぎにみじん切りはあっても薄切りはないからです。
もし冷凍玉ねぎみじん切りを購入したことがない方は、
- イトーヨーカドー ネットスーパー
- 100円ローソン
- 業務用スーパー
- アマゾンや楽天など
冷凍の玉ねぎみじん切りは、普通のスーパーではまず置いてないと思います。
(2)「豚ロース」を「豚こま切れ肉」に変更
2つ目の重要なポイントとして、豚ロースから豚こま切れ肉への変更があります。
豚ロースだと包丁かキッチンバサミでカットする必要が出てきてしまいます。
なので俺のホットクックのレシピでは、開封してそのまま内鍋に入れられるように「豚こま切れ肉」を使用しました。
豚こま切れ肉(豚こま)とは?
豚こま切れ肉とは、主に豚の前足に付いている「肩やウデ(腕)」と呼ばれる部分のお肉をスライスしたものです。
ネットには「ロースや肩ロース、モモなど色々な部位の余ったお肉の寄せ集め」と書かれていることもありますが、基本的には肩やウデの肉が使われることが多いみたいです。
ただ、こま切れという表現には色々な部位が混ざっていてOKという意味が含まれているので、余ったロースなどが混ざってることもあります。
似たような表現に、
- 豚バラ肉
- 切り落とし肉
豚バラ肉とは?
豚バラ肉はバラバラ肉のイメージがありますが、お腹側のあばら肉のことです。
あばらなのでバラ肉と呼ばれていて、三枚肉と呼ばれることもあります。
ちなみに骨が付いた状態だとスペアリブになります。
スペアリブを想像するとわかりやすいですが、バラ肉は脂身が多いので、こま切れ肉を使おうとしてバラ肉を使ってしまうと少し脂質が多くなってしまうかもしれません。
切り落とし肉とは?
切り落とし肉は、ロースや肩ロース、バラ、ももなどの部位のうち1つの部位の切れ端を集めたお肉のことを言います。
なので、ロースならロースの切り落とし肉という風に売られています。
ナマケン
冷凍玉ねぎみじん切り
玉ねぎを「薄切りからみじん切り」に変更したことで、冷凍を使えるようになりました。
計量器で200g量って、ホットクックの内鍋に入れていきます。
無包丁を実現させる為には、こういう細かなレシピ変更を何の抵抗もなく受け入れる必要があります。
公式レシピに「薄切り」と書かれているから「絶対に薄切りでないとダメ!」というコダワリの強い方は、自分で包丁を使って薄切りにしましょう!
僕は料理に関してはコダワリが少ないので楽になる方を選んでいます。
ただ「何の抵抗もなく」と書きましたが、作り手に抵抗がなくても、食べる側にコダワリがある場合もあるのでそこは理解を求める場面が必要になるかもしれません。
例えば、豚肉のトマト煮込みを玉ねぎの薄切りで作っていた方にとっては「みじん切りはちょっとおかしい」という意見が出ることもあります。
そういう時は包丁を使わない為にした工夫であることを伝えて、変更には事情があったことを納得してもらうと良いと思います。
豚こま切れ肉
豚こまは開封してそのまま内鍋に入れるだけなので、この工程は一瞬で終わります。
今回は容量的に320gのパックが買いやすかったのでこの容量にしましたが、もちろんレシピ通り400g買えるのがベストです!
ただお肉の場合は狙い通りの容量を買いづらいと思いますので、大人2人の場合は大体300g~400gを目安として商品を選ぶと良いと思います。
カットトマト缶(パック)
カットトマトは缶でもパックでもどちらでも良いです。
内容量はパックの方が10~20グラム少ないですが、料理に入れてしまえば誤差ですのでどちらでも大丈夫と思います!
パックの方が使ったらそのまま捨てられるので、僕はパックを使うことの方が多くなってきています。
缶だと一回水でゆすいで、缶専用のゴミ箱に捨てる必要があるので、捨てる時の手間が多くかかってしまうからです。
ケチャップ
次はケチャップ大さじ1です。
ケチャップの大さじ1は重さで言うと15gになります!
コンソメ
コンソメ顆粒(かりゅう※粉末のこと)を小さじ2杯入れます。
コンソメの小さじ1の重さは3gなので、小さじがない方は計量器で2杯分の6gを量って入れましょう!
手元にあるのがコンソメキューブでしたら、おそらくそれは5gだと思います。
なのでレシピ通りでいくと本当は小さじ2杯の6g分が必要なのですが、キューブ1個(5g)でも誤差なので1g足さずにそのままでも良いと思いますよ!
オリーブオイル
オリーブオイルを大さじ2杯入れます。
オリーブオイル大さじ1杯は6gだったので、大さじがない方は目安にして頂ければと思います。
にんにくチューブ(塩、こしょう)
最後ににんにくチューブを1g分入れて準備は完了です。
にんにくチューブには塩分も含まれているので、塩とこしょうは別途入れずにこれだけで済ませています。
1gというのは、しょっぱくなり過ぎないように少なめにしているだけですので、お好みで調整してください!
ホットクックのスイッチを入れる前はこんな感じ↓↓↓になりました。
1時間5分後に完成!
豚肉のトマト煮込みは準備時間は5分で済みますが、ホットクックの調理時間は1時間5分と長めです。
完成してお皿に盛ってみて思ったのは、ちょっと水分が多いということ。
食べるまでは「もしかして味が薄まってしまったかな?」と不安でしたが、食べてみたら問題なく美味しかったです。
妻からも「水分が多い」と言われて、「でも味は薄まってないでしょ」と答えたのですが、「それでもやはり気になる」とのこと。
水分が多い問題については、気になる方は冷凍玉ねぎみじん切りの分量を100gにするなどで調整して頂ければと思います!
今回の「豚肉のトマト煮込み」に使ったホットクックは「KN-HW16D-W」です!