ナマケン
すき間もないくらい目詰まりしていて気持ち悪かったので、3年目にして初めて掃除をすることにしました。
使っているダイソン扇風機は息子が寝る部屋で使っていることもあって、もしホコリにカビも混じってたら嫌だなと思って掃除することにしました。
ダイソンの公式サイトを見ても、掃除の仕方については「吸気口を掃除機で吸って、外側をぞうきんで拭く」くらいの解説しかありません。
ですが、試しに掃除機で目詰まりを吸い取ろうとしても「まったく取れません!」
もしかしたら吸引力の強いダイソン掃除機なら吸い取れるのかもしれないけど、マキタのコードレスしかない我が家では無理でした。
なので、自己流で、
- 分解しないで簡単にお手入れする方法
- 分解して掃除する方法
この記事を見て、分解してまで掃除するかどうかを決める参考にして頂ければと思います!
ちなみに先に結論を書くと「目詰まり部分については、ダイソン扇風機の構造上、分解してもしなくても、とても微妙な結果」になります。
※使っている羽なし扇風機の正式な名前は「Dyson AM06 テーブルファン」
まずは分解しないでお手入れ
ダイソンの扇風機を分解しないで洗えるのは、
- ヘッド部分
- 吸気口の目詰まり
- 本体上部の届く範囲
(1)ヘッド部分は全部プラスチックだから水洗いOK
ヘッド部分の掃除が一番簡単なので、まずはここから整理していきましょう!
ヘッド部分は最初から取り外しできるようになっているので「分解」というわけではなく、普通に取り外せます。
するとヘッド部分の中にもホコリが薄く張り付いていると思います。
このヘッド部分は実は全てプラスチックです。
なのでお風呂場に持っていってシャワーで流した後に乾かせば、もう掃除完了です!
(2)吸気口の目詰まりを頑張って取る
続いて最もどうにかしたい「吸気口の目詰まり」部分です。
「吸気口の目詰まり」に対しては、まず、
- 掃除機で吸い込む
- ガムテープ
という方法を試すも、目詰まりが頑固すぎてほとんど取れませんでした。
次に「つまようじ」でとにかく突っつくという方法を試してみました。
超古典的で地味な方法ですが、頑張れば下の画像くらいにまでは目詰まりは解消します。
ただ、つまようじで突かれたことによって取れるホコリの塊は、ダイソン本体の内部にどんどんと落ちて溜まっていってしまいます。
目詰まりが取れると言ってもさすがにこのままでは気持ち悪さは残りますよね。
なので最後にダイソンを逆さに持って、これまた古典的にパンパンと叩きます。
ナマケン
これで「吸気口の目詰まり」についても8~9割方は綺麗になりました。
分解しても内側から吸気口を綺麗にできません
ちなみに分解編のネタバレになってしまうのですが、先に結論だけ。
なので「吸気口の目詰まり」については、上の地味で古典的な方法に頼るしかないという結論になります。
(3)本体上部を届く範囲で掃除する
ダイソン扇風機のヘッド部分を取り外したら、本体側の上部は上の画像のような感じになっていると思います。
上の画像は掃除後ですが、掃除する前はここにもホコリがビッシリと付いていました。
まずは掃除機でホコリを吸い取って、雑巾で取れる範囲のホコリを取りましょう!
その後、さらに奥の方のホコリが気になると思うので、水で濡らした綿棒などで地味に取っていきます。
それでも綿棒を使うだけだと、下の写真のようにどうしてもホコリが残ってしまうと思います。
ただ、分解しないで掃除できるのはここまでとなります。
この部分を水洗いして綺麗にする為にはネジを8本外して分解するしかありません。
興味ある方は次の分解編へお進みください!
無理に分解しないでも、届く範囲で掃除するだけでも良いと思います。
次に分解して掃除してみた
次に分解編に入っていきますが、ネジは全部で8個外すだけですので、そこまで難しい分解ではありません。
分解して掃除できるのは、
- 本体上部から見えるプラスチックパーツ3つ
- 中に入っているファン
期待していた「吸気口の目詰まり」については、残念ながら分解しても吸気口の内側までは手が届かない仕組みになっていました。
また分解すると公式のサポートが受けられなくなったり壊れてしまう可能性もありますので、そのあたりは自己責任でお願いします!
ダイソンのネジはT8という星型の形をしています
分解しようとするとすぐに「アレっ」となると思います。
ダイソンで使われているネジはプラスやマイナスドライバーで開けられるものではなく、T8という星型のトルクスネジが使われているからです。
なので開けたり閉めたりするにはトルクスドライバーが必要となります。
うちには無かったので、今回の為にT8が入っているトルクスドライバーセットを購入しました!
値段は送料込みで千円くらいです。
1個目のネジを外す
トルクスドライバーにT8の先端をセットしたら、分解していきましょう!
まず上の画像の赤枠で囲われている部分のネジを外していきます。
最初のパーツを取る為に必要なのはこのネジ1個だけです。
すると下の画像のように枠の部分のパーツが取れます。
これがプラスチックパーツの1個目です。
2~4個目のネジを外す(3個)
次に上の画像で青枠で囲われている3つのネジを外します(ちょっと見づらいですが)。
すると下の画像のように2個目のプラスチックパーツが取れます。
5~8個目のネジを外す(4個)
ネジ外しの最後として上の画像の黄色で囲われている4つのネジを外していきます。
このネジを外すと分解しなかった時は掃除が大変だった、3個目のプラスチックパーツを取り外せます。
3つ合わせて一気に水洗いできるので、分解は面倒ですが掃除は簡単です!
ここで8個のネジを全て外し終わったことにもなります。
中に入っているファンを掃除しよう!
3つのプラスチックパーツが取れた状態は、上の画像のようになっていると思います。
ちょっと怖いですがコードを引っ張りすぎないように気をつけて、この部分をめくると裏側にファンがあります。
ファン部分は下とコードでつながっているので、取り外しができません。
なので手で持ちながらファン部分を掃除していきましょう!
ファンの内側はやはり水で濡らした綿棒などで掃除するのがやりやすいと思います。
分解の限界編
上の画像は、分解の最終局面で、ファンを手で持ち上げた状態です。
あとは見えている白いプラスチック部分をめくることができれば、吸気口の内側までたどり着いて目詰まりを直接掃除できるというところです!
ですが、どうやってもこの白いプラスチック部分を取り外すことができませんでした。
おそらく無理にやれば少しだけ見えているコードがブチッと切れてしまうと思われます。
なのでこの段階で分解を終了することにしました。
ナマケン
ダイソンの扇風機を分解してまで掃除するかどうかのまとめ
結局、分解しても吸気口の目詰まりには意味がなかったので、分解は家にトルクスドライバーがある方なら3年に1回くらいで良いかなというのが率直な感想です。
そして毎年のメンテナンスとしては、ヘッド部分を取り外して届く範囲でお手入れするだけで良さそうです。
どうしても吸気口の目詰まりが気になったら、その時は地味につまようじでつついてやるしかありません。
不満は残りますが、とりあえずそれでも解決はできるのが救いだと思いました。
今後、新型のダイソン扇風機で、掃除の仕方がアップデートされることを期待します。
以上、分解に興味ある方の参考になれば幸いです!
追記:目詰まりを取った後は仮運転させてから使おう
つまようじを使って、外側から目詰まりを内側に落として、お風呂で何回も逆さにしてパンパンとやって、ホコリを十分に落としてから収納庫にしまっておきました。
にも関わらず、翌年の夏、寝室で運転させてみると、ホコリの塊がブワーッと大量に出てきてしまいました。
ナマケン
どうやら扇風機の内側に落としたホコリが全部は出きっていなかったみたいです。
なので、お風呂でパンパンとホコリを出した後に、ホコリが出てきても良い場所で運転もさせた方が絶対に良いです!
さらに、簡単に取れるヘッド部分のパーツを外して、運転させながら逆さにしてパンパンと叩きましょう。
それくらいやって、ようやく運転時にホコリが出てこなくなります。
ナマケン