ナマケン
・我が家は3階建て
・もし1階で火事が起こって、玄関から出れなくなった場合、他に出口がないことに気がついた
・窓からも逃げられるように3階用の避難はしごを買ってみました
いざ3階建ての家に住み始めてみると、もし1階で火事が起こって玄関から逃げられないという緊急事態が起こった場合、他に逃げ道がないということに気がつきました。
例えば、窓を開けてジャンプして飛び降りることをイメージしてみると、
2階からでしたら、裸足でコンクリートの地面に着地するのはかなり痛そうですが、誰かに布団などを敷いてもらったらできそうな気がします。
ですが、3階の窓からとなると、いくら火事という緊急事態とは言え、高さがありすぎて絶対にジャンプはしたくないなと思いました。
ナマケン
さらに、子供がいると窓からのジャンプなんてとても無理で、もっと真剣に安全な脱出方法を考えておかなければならないと思ったのです。
結局、緊急避難用の手段として、3階用の避難はしごを購入しました!
買う前に口コミを読んで不安だった点がどうだったか?などをまとめているので、参考になれば幸いです。
けっこう悩んだ避難はしごの選び方(ONESTEPか?Kiddeか?)
ネットで「3階用の避難はしご」の情報収集を始めると、まず、
- 棒に吊るすタイプ(ナスカンフック)
- 窓枠に引っ掛けるタイプ
上の画像のような「棒に吊るすタイプ(ナスカンフック)」は、一般家庭では設置する場所がなさそうだったので、すぐに窓枠に引っ掛けるタイプに絞り込めました。
「窓枠に引っ掛けるタイプ」に絞って、探すと、
- オリロー
- ONESTEP(ワンステップ)
- Kidde(キッド※キッデ?)
窓枠に引っ掛けるタイプの避難はしご
【オリロー】
オリローの避難はしごは「国家検定合格品」だけあって、4万円以上と価格が少し高いです。
オリローを買うのが一番良いとは思いましたが、使うか使わないかわからない商品に対して、「どうしようかな?」と迷ってしまう値段でした。
【ONESTEP(ワンステップ)とKidde(キッド)】
ONESTEP(ワンステップ)とKidde(キッド)については、価格やデザイン、機能性、口コミの数、どの視点で見ても同じ商品かと思ってしまうほど似ています。
オリローに比べると買いやすい値段なので、Amazonの口コミも多く、我が家もONESTEPかKiddeのどちらかにするつもりで、最後の絞り込みをしました。
ONESTEPとKiddeの違いは?
ONESTEPかKiddeか悩んで、たくさん調べてみたのですが、結論を言うと、ネットにも情報が少なくどちらが優れた商品なのか判断できませんでした。
なので、「Amazonか楽天で、その時に安く買える方で良いのでは?」というのが最終的な判断です。
その結果、我が家ではONESTEPの3階用の避難はしごを購入しました!
ONESTEPの販売元
ONESTEPの避難はしごを取り扱っているのは、株式会社TOP FILMという大阪にある会社です。
ホームページを見ると、ネットでの販売を主に行っているところのようで、製造はしてなさそうです。
ですが、避難はしごの製造元までは情報が公開されておらず、その点は少し不安が残ったのが本音です。
ただ、楽天での販売ページは、とてもシッカリと作りこんであり、変な商品をただネットで売っているだけの会社ではないと判断して、最終的には購入に至りました!
Kiddeは米国のブランドでした
Wikipedia情報だとKiddeは「火災安全製品のアメリカ最大のメーカーの1つ」みたいです!
なので、商品としての信頼度はこちらの方が高いのかもしれません。
ナマケン
一番不安だった「アルミ製の踏み板部分で怪我しそう」という口コミはどうだった?
AmazonでONESTEPとKiddeの両方の商品ページを見てみると、どちらの口コミにも、
- ステップの面取りが不十分で怪我をしそう
- アルミ製ステップにバリがある
- 踏み板の端が鋭利な切り口になっている
要は「避難はしごのステップ部分(足で踏んだり手でつかんだりする場所)がアルミ製で、切り口部分を滑らかにする処理が甘くて、尖っていたり、皮膚が切れやすい状態になっている」というような内容です。
この部分は購入前にとても心配した点なので、実物が届いてから状態をチェックしてみました。
口コミで書かれていた該当部分はここ↓のことだと思います(※囲まれているのが踏み板の端の部分です)。
よく見ると、アルミ製ステップ部分の端は、鋭利なままではなく、一応きちんと面取りという角を取る処理がされていました。
手で触ってみると、滑らかとは言えませんが、ちょっと引っ掛けたくらいでスパッと皮膚が切れてしまうような鋭さは無いと感じます。
なので僕の判断では、緊急時に慌てて使ってもそこまで問題ないですし、自分でヤスリがけなどの処理も必要ないかなと思いました。
また、意外と「耐久性が弱くて緊急時に使えない」などの口コミはなく、その点は安心でした。
小さな子供をおんぶして降りれる?
避難はしごの説明書には、
- 1段の最大荷重:150キロ
- 全体の最大荷重:450キロ
ナマケン
この記事を書いている時点で、うちの子が5歳なので、そのあたりの年齢を想定して考えると、かなり厳しい展開になりそうだなと正直、思っています。
子連れでの避難は、色々とやり方はあると思いますが、例えば3~6歳くらいの子供の場合、
- 子供をおんぶして、絶対に手を離さないと約束する
- 子供も1人でハシゴを降りさせる、大人が先に降りて落ちた時に対応する
最初の「子供をおんぶする」方法は、子供がビビってしまって、途中で手を離してしまったらと思うと怖いです。
次の「子供に1人でハシゴを降りてもらう」方法は、怖がりな子供だったら、3階の窓からハシゴに足をかける時点で、だいぶ上手くいかないだろうなと想像できます。
正直言って、火事場の何とかを期待するしかなくて、子供についてはかなり不安しかありません。
もし我が家に赤ちゃんがいる場合は、避難はしごと共に「おんぶ紐」を用意しておくと思います。
赤ちゃん~2歳くらいまででしたら、大人がおんぶ紐でおぶって避難はしごから降りれると思うので、3~6歳くらいまでの子供よりもむしろ避難は楽になるのではと想像できました。
ナマケン
家に傷がつくので練習できない避難アイテムということもあり、実際に避難はしごを使ったわけではないので、正直、不安は残ってます。
ただ子供が小2くらいになって自分で降りられる年齢になったら、避難時の不安も減るので、より緊急時の脱出経路として安心感を与えてくれるものになると考えています!