ナマケン
・展示場見学に行った3日後に土地の下見に来てくれるというスピード感
・そこから宿泊体験、お宅訪問、地盤調査、工場見学と猛スピードで話が進む
・契約(お金を支払う)前にどういった流れで検討が進んでいくのかご参考まで!
一条工務店の展示場見学に行った後、なんと3日後には担当の方が土地の下見に来てくれました。
そこから1ヶ月間で、
- 営業担当による土地の下見
- 金町の展示場見学(3階建て狭小住宅を想定したi-smart)
- 工事課の人による土地の下見
- i-smart宿泊体験
- お宅訪問
- グランセゾン見学(加平展示場)
- 地盤調査
- 厚木にある工場見学
- 見積り書の受け取り
↑の最後にある「見積り書の受け取り」までは、一条工務店にお金は1円も支払ってません。
むしろたくさんのサービスを圧倒的にしてもらいました。
そして、見積り書を受け取った後は、その先には契約金100万円を支払わないと進めないようになっています。
このページでは、僕たち夫婦がお金を支払う前までの流れをまとめましたので、一条工務店どうかな?と思っている方、今ちょうど検討を進めている方の参考になれば幸いです!
前編として、
- 営業担当による土地の下見
- 金町の展示場見学(3階建て狭小住宅を想定したi-smart)
- 工事課の人による土地の下見
- i-smart宿泊体験
- お宅訪問
営業担当が土地の下見に来てくれる
一条工務店の展示場見学の後、たった3日後に担当者が土地の下見に来てくれました。
2×6工法で建てるi-smartやi-Cubeを希望する場合、土地の前の道路にクレーン車を停めて作業する必要があります。
なので、
- クレーン車を停められる道路の幅があるか
- クレーンを動かせる上空のスペースがあるか(電線のチェック)
- 隣家との距離
その時は「電線を一時的に動かすよう隣家の許可を得られれば、クレーン車で作業できそう」という回答をもらえ、第一希望であったi-smart(2×6工法)を建てられる見込みが立ちました。
この時の所要時間は営業担当者による簡単な下見だった為、30分くらいです。
最後に、次のスケジュールの提案と、ネットでは公開していない情報が見れる一条工務店のタブレットを借りて、お別れとなりました。
一条工務店ありきなら土地探しから相談すれば良かった
うちの場合は一条工務店を検討する前から、自分たちで土地探しをして土地の購入契約を進めていました。
なので、クレーン車が使えなかった場合は、一条工務店で建てられる家の選択肢が在来工法のセゾンだけになってしまう可能性がありました。
ナマケン
なので一条工務店の評判を聞いて「どうしてもi-smartが良い!」と決めている方は、土地探しの段階から一条工務店に相談するのが良いと思います。
僕たち夫婦ももっと早く一条工務店の存在を知っていれば、確実に土地探しから依頼していたと思います。
金町の展示場見学(3階建て狭小住宅を想定したi-smart)
金町展示場には「3階建て狭小住宅を想定したi-smartのモデルハウスがある」と営業担当から教えてもらったので、さっそく予約して行くことにしました。
普通の展示場は延床面積100坪くらいあるので、延床面積で30坪くらいを想定している我が家の場合、確かに広さや間取りのイメージをしづらいのです。
勝手に予約したのですが、営業担当も時間を合わせてくれたので、金町駅で待ち合わせして一緒に行くことに。
着いてみると確かに狭くて、
- 1階のリビングキッチンの広さ(狭さ)
- 吹き抜け
- バルコニー
ナマケン
金町展示場の最後には、今後のスケジュールとして、
- i-smart宿泊体験
- お宅訪問
- 工場見学
展示場見学の間の子供対策はバッチリ!
一条工務店のどこの展示場もそうなのですが、小さな子供対策はバッチリです。
- 毎回トミカをくれる
- ガチャガチャをさせてくれる
- 子供が遊べるスペースがある
ナマケン
工事課の人が土地の下見に来てくれる
金町展示場見学から宿泊体験の間まで10日間ほど空きがあり、その間に今度は工事課の人が土地の下見をしてくれました。
その際も営業担当経由で、「電線を一時的にずらすことができればクレーン車を使えそう」という回答を貰えました。
つまり2×6工法のi-smartを建てられるということです。
i-smart宿泊体験
最初の展示場見学から半月も経たないうちに、何と「i-smartの家に1泊お泊り体験」してきました。
宿泊体験とは、住宅街に普通の家として建てられているi-smartに泊まることができるというもので、もちろん僕だけでなく家族全員で泊まれます。
ナマケン
金曜と土曜、日曜は予約でいっぱいとのことで、僕たち家族は平日夜から次の日の朝にかけて宿泊体験することになりました。
夜に指定された駅で営業担当と待ち合わせして、そこから車で連れていってもらいます。
冬は床暖房だけで生活できると確信
一条工務店の場合、冬は24時間全館床暖房を推奨しています。
壁にも通常のエアコンは付いていますが、それは使いません。
展示場のモデルハウスでの体感やネットの口コミを読むに、一条工務店の場合、冬の寒さに関しては全く問題はなさそうだと事前にある程度わかっていました。
とは言え「本当に寒くないの?」という疑問も少しあったので、それを解消できるのが宿泊体験です。
朝方、寝てる時に少し寒さを感じて「暖かいと言っても寝る時は掛け布団が必要だな」と思ったくらいで、それ以外は薄手でも十分なくらいの暖かさを感じました。
特に印象に残ったのはお風呂の床まで床暖で暖かいことで、冬のお風呂の苦痛を減らすことができそうです!
というわけで、冬については一条工務店の信頼性に確信を得ました。
ただ、床暖房の効果は何となく予想できていたので、どちらかというと夏に全館さらぽか空調を体験してみたかったです。
なので、夏のさらぽかの信頼度については、次の「お宅訪問」まで持ち越しとなりました。
ナマケン
窓の結露も問題なし!
新居では絶対に窓の結露はなくしたいと思っているので、朝起きてから、
- 寝室の窓
- 北側の部屋の窓
すると結露の気配すら感じないほど、窓とサッシ部分がカラカラに乾いてました。
(※↑の写真が朝一番の寝室の窓です)
ネットの口コミでは「一条工務店の家でも結露する」ということが一部書かれていたので、さすがに少しは結露しているのかと思っていたら、まったくしていませんでした。
よほど湿度コントロールを間違えなければ、窓の結露も問題なさそうです!
この確認を宿泊体験でできたのは良かった!
夜ご飯の予算は1人2千円
ちなみに宿泊体験では、夜ご飯の予算として1人2千円まで支給してもらえます。
- 食材を買ってi-smartのIHクッキングヒーターを試してみるのも良し(※調味料や食用油も持参する必要があるので少し面倒)
- コンビニやテイクアウトを買っていくも良し
- ピザや中華の出前を取るも良し
うちの場合は、昼のうちにピザを注文しておいて届けてもらいました。
注意点としては、家の外に表札が出ていないことです。
ネット注文で出前を取る場合などは、コメント等でわかりやすく補足しておくと配達の方に親切だと思います。
あと、持ち込みの飲み物もこの予算で買ってOKです!
持ち物はネマキだけ
宿泊体験する方は、営業担当から案内があるはずですが、一応書いておくと、料理しない場合は持ち物は最低限ネマキだけで大丈夫です。
- タオル、歯磨き、ドライヤー
- お皿やお箸、フォーク、スプーン
- 布団
不便だったのはWi-Fi(家のインターネット)がなかったことくらいですかね…
※化粧品や整髪料を使う方は、ご自分の物を持っていきましょう
お宅訪問でi-smart歴3年のご家族の家へ
宿泊体験の4日後には「お宅訪問」がありました。
実際にi-smartに住んで3年目のご家族の家に、なんとお話を聞きに行けるという企画です。
一条工務店の営業担当から聞く説明よりも、より信ぴょう性の高い意見を聞けることが期待できます!
営業担当の方が車で家まで迎えに来てくれて、お宅訪問の家まで向かいました。
お宅訪問の家に入った後は、両家の子供は営業担当が子守りをしてくれるので、聞きづらいことでも聞きやすい環境になります。
僕たちが用意していった質問は、
- 夏はさらぽかだけで大丈夫か?壁のエアコンも必要か?
- 結露はする?
- やっておいた方が良いことは?
(1)夏はさらぽかだけで大丈夫か?壁のエアコンも必要か?
宿泊体験で冬は床暖房だけで問題ないことは確認できていたので、夏の「全館さらぽか空調(床冷房のようなもの)」の効果を率直に聞いてみました。
すると「夏でもさらぽかだけで十分、どうしても耐えられない暑さの日だけ数回使った」とのこと。
「さらぽか」を付けるなら、夏も壁掛けエアコンは使いたくないなと考えていた僕には、とても参考になる情報となりました!
ナマケン
(2)結露はする?
これは「結露はしない」とのこと。
宿泊体験でも確認済みでしたが、これで結露に関する不安もだいぶなくなりました。
(3)やっておいた方が良いことは?
オプションで付けた方が良いこと、やらなくて良いこと、本当にたくさん教えて頂けました。
その中で、特に「これは絶対にうちもやろう!」と思ったのは、リビングのハニカムシェードのリモコンを電動にするオプションです。
一条工務店の家にはハニカムシェードというカーテン代わりのものが標準で付くのですが、基本はブラインドのように手動で上げ下げするようになっており、オプションで電動タイプにできます。
宿泊体験した時には「ハニカムシェードの電動リモコンなんていらないな」と思ったのですが、お宅訪問の時に「毎朝リビングの窓全部のハニカムシェードを手動で上げるのはめんどくさい」というアドバイスをもらって、「確かに!」と思いました。
ハニカムシェードを電動タイプにするオプションは、一括ではなく窓ごとに「する・しない」を選べるので、少なくとも、よく上げ下げしそうな窓に関しては、忘れずに電動タイプにすることにしました。
ナマケン
ショック!i-smart(2×6工法)の選択肢がなくなってしまう
営業担当から、なんと「工事課の人間が念の為、実際に使うトラックで確認してみたら、土地の前に停めての作業が難しいという判断になった」という連絡がありました。
つまり2×6工法が使えなくなった(i-smartが建てられない)ということです。
これまで2×6工法でも大丈夫という前提で話を進めてきて、すっかり気持ちがi-smartの家だったので正直ショックでした。
在来工法によるセゾンタイプだと、下記のように少し性能が落ちます。
Ua値(断熱性能) | Q値(断熱性能) | C値(気密性能) | |
---|---|---|---|
2×6工法(i-smart) | 0.25 W/m2・K | 0.51 W/m2・K | 0.59 cm2/m2 |
在来工法(セゾン) ※推測値含む | 0.36 W/m2・K | 0.8 W/m2・K | 0.61 cm2/m2 |
新居は高断熱、高気密にこだわって建てたかったので、i-smartが建てられないのは痛恨すぎます。
ただ救いなのはセゾンタイプでも、他工務店や住宅メーカーの建てる大半の家よりも性能が良いということです。
ナマケン
と思っていたところに、営業担当から「2019年に販売開始したばかりのグランセゾン(セゾンタイプの最上位モデル)のモデルハウスが加平展示場にある」ということを教えてもらって、一緒に行くことにしました。
「いや、でもセゾンでしょ…」と思いながらまったく期待しないで行った加平展示場で、僕は衝撃を受けるのです。