aiko
東京・上野にある国立科学博物館は、子どもとのお出かけ定番スポットとして人気がありますよね♪
国内トップクラスの展示内容と規模で、年齢を問わず楽しみながら学べますし、屋内なので天候を気にしなくて良いのも子連れにはうれしいポイントです。
国立科学博物館には、”リピーターズパス”と呼ばれる年間パスポートがあります。
いつ足を運んでも飽きずに楽しめて、勉強や受験対策にもなり、夏休みの自由研究も(申込みが必要)だって出来てしまう国立科学博物館、リピーターズパスでお得にお子さんと一緒に楽しんでみませんか?
aiko
リピーターズパス(年間パスポート)の基本情報
リピーターズパスは有効期限が申込み日より1年間のいわゆる年間パスポートで、年会費は、1,500円です。(2018年1月より値上がりしました。)
これで国立科学博物館(常設展示)に1年間入館し放題になります♪
aiko
リピーターズパスの申し込み方法
リピーターズパスの申し込みは、国立科学博物館(上野)日本館地下1階の、友の会カウンターで受け付けています。
受付時間は、休館日を除く9:00~16:30ですが、金曜日及び土曜日は9:00~19:30までです。
窓口備え付けの用紙に必要事項を記入し、会費納入後、その場でリピーターズパスを発行してもらえます。
附属自然教育園(東京都港区)、筑波実験植物園(茨城県つくば市)でも購入が可能です。
aiko
8つの特典が受けられます♪
リピーターズパスを購入すると次の8つの特典を受けられます。
特典1:上野本館(常設展示)の無料入館
東京・上野にある国立科学博物館(上野本館)に、1年間無料で何度でも入館することができます。
※無料入館の対象となるのは、常設展示のみです。
aiko
上野本館は「人類と自然の共存をめざして」をテーマとし、2つの展示館から構成されています。
1:日本館
「日本列島の自然と私たち」が日本館のテーマです。
- 日本列島の素顔
- 日本列島の生い立ち
- 生き物たちの日本列島
- 日本人と自然
- 自然をみる技
2:地球館
「地球生命史と人類」が地球館のテーマです。
- 自然のしくみを探る-私たちの世界はどのようにできているのか-
- 地球環境の変動と生物の進化 -誕生と絶滅の不思議-
- 地球環境の変動と生物の進化 -恐竜の謎を探る-
- 地球史ナビゲーター
- 地球の多様な生き物たち-みんな、かかわりあって生きている-
- 科学技術の偉人たち-日本の科学者・技術者-
- 科学技術で地球を探る
- 科学と技術の歩み-私たちは考え、手を使い、創ってきた-
- 親と子のたんけんひろば コンパス
- 大地を駆ける生命-力強く生きる哺乳類と鳥類をみる-
aiko
今日は恐竜と古生物、次回は植物、その次は鉱物、などとテーマを決めて来館するのも楽しいですよ♪
特典2:上野本館の特別展の割引
国立科学博物館では年に数回、特別展を開催して毎回大盛況です。
リピーターズパスでは特別展に割引料金で入館が可能です。
割引額は620円(常設展示の入館料分)です。
aiko
特典3:上野本館ミュージアムショップ割引
上野本館のミュージアムショップでは、恐竜など古生物類の模型やぬいぐるみ、実験グッズ、鉱物の標本など、様々なお土産を販売しています。
リピーターズパスを提示すると、お会計から10%割引!とかなりお得です。
aiko
ただし書籍など割引対象外の商品もありますので購入の際はご注意を。
特典4:上野本館レストラン(ムーセイオン)割引
地球館中2階にある、レストラン「ムーセイオン」では、リピーターズパスの提示でお会計から5%割引になります。
ハヤシライス、スパゲティー、ハンバーグなどカジュアルな洋食を中心にリーズナブルなメニューが多数♪
恐竜やパンダなど子どもの喜びそうなメニューも並んでいます。
aiko
リピーターズパスでちょっとお得な気分になれます。
特典5:上野本館カフェ(日本館地下1階)一部商品割引
日本館地下1階ラウンジ内に、アトリエリーブ (Atelier de Reve)というカフェがあります。
こちらではリピーターズパス提示で一部商品が5%割引になります。
aiko
特典6:上野本館(常設展示)音声ガイドの無料貸出(2回目以降)
国立科学博物館では日本語、英語、中国語、韓国語、日本語子ども向けに対応した音声ガイドを用意しています。
リピーターズパスを持っていても、音声ガイドの初回貸出には310円かかります。
そのときにリピーターズパスにシールを貼ってくれます。
そのシールが貼られたリピーターズパスを提示すると、音声ガイドは2回目の貸出から無料になるという特典です。
aiko
小学生以上のお子さんなら内容もある程度理解できると思うのでオススメですよ♪
特典7:筑波実験植物園・附属自然教育園の無料入園
リピーターズパスの提示で、以下の2カ所の関連施設の入園料310円が無料になります♪
- 附属自然教育園(東京都港区白金台)
- 筑波実験植物園(茨城県つくば市天久保)
上野本館以外にも無料で入れる施設があるのは、お出かけ先が増えますしうれしい特典ですよね!
aiko
附属自然教育園について
附属自然教育園は、東京都港区白金にある森林緑地です。
コナラ・ケヤキ・ミズキなどの落葉樹、スダジイ・カシ類・マツ類などの常緑樹が広がり、ススキやヨシの草はら、池や小川などがあります。
園内は自然が活かされ、良い意味で整備されすぎていないので、大都市東京にいることを思わず忘れてしまいます。
豊かな自然に触れ、無料で心の奥底からリフレッシュできます♪
下の写真は、以前紅葉を見に附属自然教育園を訪れた際の写真です。
aiko
日曜観察会や緑陰サイエンスカフェ、自然史セミナー、子ども自然教室なども開催しているので、お出かけの際は事前にチェックを♪
筑波実験植物園について
筑波実験植物園は、国立科学博物館が植物の研究を推進するために、茨城県つくば市に設置した機関です。
敷地はおよそ14ヘクタール!
日本の植物のみならず、世界の熱帯や乾燥地に生育する植物など、7,000種類を超える植物が植栽され、3,000種類を見ることができます。
つくばエクスプレスで秋葉原からつくば駅まで片道45分とアクセスも良好です♪
aiko
お子さんと工作を楽しむのも良い思い出になりますね!
特典8:附属自然教育園・筑波実験植物園のミュージアムショップ割引
先述の附属自然教育園ならびに筑波実験植物園のミュージアムショップでも、リピーターズパスの提示でお会計から10%割引となります。
aiko
夏休みの自由研究にも活用しよう!
せっかくリピーターズパスを購入するなら、最大限に活用したいものです。
そこでぜひオススメしたい活用法が「夏休みの自由研究を博物館でやる」ということです。
aiko
国立科学博物館の実験教室は無料のものがほとんどで、有料でも100円程度しかかからず大変お得なのです。
リピーターズパスを親が持っていれば入館料ももちろんかからないので更にお得感がありますよ♪
夏休みはサイエンススクエアに参加して自由研究をやろう!
夏休みの子どもの自由研究というのは、多くの親にとって気が重い宿題では無いでしょうか。
リピーターズパスを持っているなら、自由研究は国立科学博物館でパパっとやってしまいしょう!
国立科学博物館では、毎年夏休みにおよそ三週間にわたって「サイエンススクエア」という大規模な実験教室イベントが開催されています。
企業やNPO、教育機関などがプログラムを展開し、子どもへの指導も行ってくれるので、親は見守っているだけでOKです!
下の写真は2016年度に息子が参加した際のものです。
aiko
対象年齢が幅広いのが良いですね♪
サイエンススクエアではどんな実験ができるの?
サンプルとして2018年のプログラムの一部をご紹介します。
aiko
実際には50種類ほどのプログラムがあります。
この規模感は国立科学博物館ならではのものです!
事前申し込みが必要なものは毎年6月に申し込みが開始されますが、当日に現地で先着順受付で参加できるものもあります。
また事前申し込みが必要なものでも、キャンセルが出た分は当日先着順で現地で申し込めることがあります。
下の写真は息子が2017年に参加した際の写真です。
aiko
小学生・中学生の自由研究&自由工作ネタは「科博サイエンススクエア」で見つかる!
リピーターズパス活用シミュレーション
最後に、リピーターズパスを購入した場合に、そうでない場合と比べてどのくらいお得になるかをシミュレーションしてみます。
- リピーターズパス購入者Aさんは、小学生2人を連れて博物館に出かけた
- 常設展示に3回行った(食事、お土産あり)
- 特別展に1回行った(弁当持参、お土産無し)
- 附属植物園に1回行った
- 音声ガイドは常設展示で3回レンタルした
通常の料金 | リピーターズパスを提示した場合 | 差額 | |
---|---|---|---|
国立科学博物館 入館料3回分 | 1,860円 (620円✕3回) ※子ども無料 | 1,500円 ※リピーターズパスの料金のみ | 360円 |
レストラン 食事代3回分 | 11,520円 (3,840円✕3回) ※セットメニューを毎回3人分注文 | 10,944円 (3,648円✕3回) ※5%割引 | 576円 |
ミュージアムショップ 買い物代3回分 | 3,000円 (1回1,000円と仮定) | 2700円 ※10%割引 | 300円 |
特別展 入館料1回分 | 2,800円 (大人1,600円 子ども600円✕2) | 2,180円 ※大人のみ620円割引 | 620円 |
附属植物園 入園料1回分 | 310円 ※子ども無料 | 0円 | 310円 |
音声ガイド レンタル3回分 | 930円 (310円✕3回) | 310円 ※2回目以降無料 | 620円 |
合計金額 | 20,420円 | 17,634円 | 【合計】2,786円お得! |
aiko
お得なリピーターズパスを活用して、ぜひお子さんと国立科学博物館を楽しんで下さいね。
国立科学博物館は2歳から楽しめる?
ナマケン
息子が初めて国立科学博物館に行ったのは2歳半過ぎでした。
状態としては、
- 基本はベビーカー移動
- 館内では歩き
- 疲れたらすぐに抱っこ
すごくたくさん歩く子に比べたら、歩かない方だったと思います。
そんな息子が2歳半で国立科学博物館に行ってみてどうだったかを参考までにシェアしたいと思います。
小さい子は地球館へ
国立科学博物館は大きく
- 日本館
- 地球館
案内所で「2歳半の小さい子が楽しめるのはどこですか?」と聞いたら、初めて聞かれたような風でしたが、とりあえず地球館をオススメされました。
なので地球館へ行ってみることに!
「とりあえず何かに興味を持ってくれたらいいなぁ」と思って、地球館を歩いていると1階にある「地球史ナビゲーター」と「魚の標本」に食いついてくれました。
でも結局、初回ちゃんと見たのはそれだけ。
あとは抱っこモードに切り替わってしまいました。
そして、一番食いついたのは入り口近くにあるイートインにあるアイスだったと言っても過言ではありません…
2回目、3回目は?
続いて2歳のうちに2回目、3回目も行きました。
面白いことにその度に興味を持つものは変わって、
- 恐竜の大きな化石
- エスカレーター横でやっていた大雨の仕組みの映像
一番興味があるのは最後に食べるアイスであることに変わりはありませんが、毎回2時間くらい楽しめるコンテンツにはなっていると思います。
結論:2歳台でも楽しめる?
結論としては、2歳半でも2時間くらいは楽しめると思うのですが、2時間というとそれほど長い時間ではないと思います。
でも「それくらいもてば良し」と思えれば行く価値はあると思います。
上野動物園の年間フリーパスもお得な料金設定になっているので、合わせて半日コースというのが個人的にはオススメです!
国立科学博物館の夜の天体観測(天体観望公開)に行ってみたの記事はこちら