太陽光で充電できるソーラーモバイルバッテリーが災害(停電)時の助けとなるか試してみた

ソーラーモバイルバッテリー

ナマケン

この記事をザックリまとめると、、
・災害時、長期の停電になった時に備えて発電(蓄電)できる設備、装備がほしい
・太陽光で発電できるソーラーモバイルバッテリーを購入したので、本当に使えるのかテスト
・結果、スマホでも充電できるくらいの電力を蓄電できました!

前に手回し発電機能が付いているランタンやラジオで、本当にiPhoneを充電できるか試してみたことがあります。

手回し機能が付いている防災グッズ防災グッズの手回し発電で本当にiPhone充電できるの?停電で困る前に試してみた!

その結果は、手回し10分やるのも大変すぎたし、その10分ではiPhoneを1%~3%くらいしか充電することができませんでした。

なので手回し発電には一切の期待をしない方が無難です。

ナマケン

とはいえ、災害時に自分で発電できる装置を1個くらいは置いておきたい

今後、大地震などが起こって長期の停電になる可能性がとても高いと思うので、自宅に1個は発電できる設備や装置が欲しいですよね。

今回は、太陽光パネルで発電と蓄電ができるモバイルバッテリーを試してみました。

結論としては、テストする前はあまり期待できなさそうでしたが、緊急時の発電・蓄電機能としては十分と思える機能性がありました!

自宅に防災グッズを用意してますか?

防災グッズ

あまり知られていないですが政府には「地震本部」という地震のことを調査、研究、発表している政府期間があります。
※正確には「地震調査研究推進本部

その地震本部が2014年に発表したレポートに「今後30年以内に70%の確率で首都直下地震が起こる(南海トラフ含む)」という内容がありました。

現在は2021年ですが、その内容に変更はなく、むしろ確率は70%から上昇傾向にあります。

我が家でも、大地震に備えて防災グッズは揃えています!

防災対策グッズ首都直下地震に備えて我が家に必要な防災グッズを揃えてみた

ただ、以前に防災グッズを準備した時に「長期の停電に備えて発電できる装置も欲しい」と思ったのです。

手回し発電は失敗に終わったので、代わりの発電グッズを検討していましたが、今回は太陽光パネルを試してみました!

太陽光パネルが付いているソーラーモバイルバッテリーとは?

スマホゲーム等をやっている方や移動が多い方は、Ankerなどのモバイルバッテリー↓を使っている方も多いと思います。

モバイルバッテリー

一方でソーラーモバイルバッテリー(ソーラーチャージャー)↓とは、通常のモバイルバッテリーのケースに太陽光パネルが付いていて、太陽の光から発電、そして蓄電する機能も付いているタイプとなります!

ソーラーモバイルバッテリー(ソーラーチャージャー)

ソーラーモバイルバッテリーは太陽光からの発電もできますが、コンセントからモバイルバッテリーへの充電もできるので、普通のモバイルバッテリーとしても使えます。

ただ、太陽光パネルが付いている分だけケースがかさばるので、持ち運びにはやや不便かもしれません。

太陽光パネルがかさばる

なので我が家では、防災グッズとしての扱いで自宅に保管してあります!

太陽の光で発電してみた

太陽の光で充電

テストの為に直射日光が当たる場所に置いて太陽光発電を開始しました!

開始前のモバイルバッテリーの残量については、完全にゼロの状態です。

  • コンセントからの充電は一切していない
  • 購入してから1年以上経過しているので自然放電も完了済み

なので、これからモバイルバッテリーに充電・蓄電される電力は、すべて太陽光からの発電となります。

太陽光に当てていた時間は7時間(4日かけて蓄電)

太陽光でソーラーモバイルバッテリーへの充電を始めると、難しかったのが直射日光に当て続けることでした。

「ここなら直射日光が当たるな」と思って置いても、1時間もすれば日陰になってしまうことが多かったからです。

なので、ソーラーモバイルバッテリーへの蓄電は4日かけて合計で7時間ほど行いました!

  • 1日目:1時間
  • 2日目:2時間
  • 3日目:2時間
  • 4日目:1時間
  • 合計:直射日光に7時間当てて発電、蓄電した

ソーラーモバイルバッテリーの残量は真ん中のランプが点灯

真ん中のランプが点灯

2日目の時点で下から2番目のランプが点灯して、3日目に3番目のランプが点灯しました。

4日目に4番目のランプが点灯することを期待しましたが、3番目止まり。

4日で7時間ほど蓄電できたので、災害時を想定すると「これ以上の充電はあまり参考にならなくなる」と考えて、この時点で発電(蓄電)をストップすることにしました。

蓄電した電力でiPhoneを充電してみた!その結果は?

充電50%

iPhoneの電池が残り50%を表示しているところで、ソーラーモバイルバッテリーからの充電を開始しました。

充電方法は普通のモバイルバッテリーと同じで、いつも使っている充電ケーブルをつなげるだけです。

すると結果は、、、

充電92%

なんと92%まで充電できました!

やる前の予想では「20%増えたら十分かな」と思っていたので、7時間の蓄電で42%も充電できたのは思いがけない好結果。

今回のテストで、災害時に長期の停電が起こっても「太陽光でスマホが使えるくらいには蓄電できる!」ということがわかったのは、家庭にとって安心材料となりました!

ナマケン

ソーラーモバイルバッテリーは一家に一台置いといて損はないと思います!

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