ナマケン
・絶対に向こうから挨拶してこない親、もっと酷いと挨拶しても返さない親がいますよね
・基本、放っておけばよいのですが、何考えてるか謎すぎてイライラしてしまうこともありました
・園生活4年の体験から挨拶する親の方が圧倒的に楽になることがわかってからはイライラしなくなりました
子供を送り迎えする時、園の狭い空間に一緒になったりすれ違ったりするにも関わらず挨拶しない親っていますよね。
ちょっとイラッとしてしまう挨拶しない親のパターンには、
- こちらが挨拶してもその人は何も発さない挨拶スルー型(本人に悪意はなさそう)
- 送り迎えでよく会うのに向こうからは絶対に挨拶してこない型(たぶん本人がコミュ障を自覚している)
- 意図的に挨拶を無視する型(悪意や嫌悪感を持たれてるのかも)
挨拶しない親のパターンごとにイライラしないように対策を考えるのもアリと思います(例えば、送り迎えの時間をズラす、こちらからも挨拶しない等)。
ですが、このページで共有したい考え方は、もっと大枠的なことで、
- 挨拶する親の方が絶対的に有利になる
- 挨拶しない親は絶対的に不利になる
「挨拶しない親に悪意があるとかないとか、コミュ障だからとか」そういったことは関係ありません。
とにかくひとくくりに「挨拶しない親って不利になるよね」ということが肌でわかる考え方です。
僕が「挨拶しない親 ストレス」と検索した時に、解決となるような気持ちの晴れる内容に出会えませんでした。
全国の幼稚園、小学校、習い事などの現場で、同じことでイライラモヤモヤして悩んでいる人はとても多いと思うので、この記事が参考になればと思います!
ヒントはキングコング西野さんの「挨拶しない人はシンプルに頭が悪くなる」という話だった
挨拶しない人に対する解決策は、ネットで検索してもあまり良い情報が出てきません。
例えば、ネットでよく書かれているのが、
- 送り迎えの時間をズラす
- こちらも挨拶しない
- 同レベルになるのは嫌だから無視されてもこちらは挨拶し続ける
僕は「時間をズラす」を選びましたが心の中のモヤモヤは残ったままでした。
そんなある時、お笑い芸人・絵本作家の西野亮廣さんが「挨拶しない人はシンプルに頭が悪くなる」という話をされていました。
西野さんの話はどういう内容かというと、
- 挨拶しない人に話しかけるのはコミュニケーション上の恐怖、リスクでしかない(挨拶した方が傷つくから)
- 挨拶しない人は段々と人から話しかけられる回数が減っていく
- 人から話しかけられる回数が減ると外部から入ってくる情報が少なくなる
- 挨拶しない人は自分から情報を取りにいくしかない
- 結果、情報が少なかったり偏ったりして、頭が悪くなる
それまで僕は「挨拶は礼儀」とか「やらないと失礼」とか、そういう理解でとどまっていました。
ですが、西野さんの「挨拶しない人には情報が入ってこなくなる」という話を聞いた時に、自分の体験と結びついて「これだ~」という気持ちになりました!
挨拶しない親問題にお悩みの方は、まずはぜひ西野さんのVoicy(音声)かYoutubeで直接聞いてみてください!
※内容は両方とも同じです
▼Voicy(音声)
▼Youtube
なぜ、挨拶をしなければならないのか?(挨拶しない人はシンプルに頭が悪くなる)
ナマケン
保育園歴4年の体験から、挨拶する親のもとに情報が集まり楽できるようになっていることを実感できた
僕が西野さんの話を聞いて「確かに×100」と納得できたのは、うちの子が保育園に通って4年の生活の中で思い当たる現象が起こっていたからです。
それはコミュニケーションに負担を感じない親同士はLINEでつながりやすく、その中でさらに仲良くなった家族同士で土日の遊ぶ約束やイベント増加につながっているということです。
そして残念ながらその輪の中に、挨拶しない人はほとんど入ってきてません。
仮にLINEでつながったとしても、挨拶しない親のどれかのタイプに当てはまる人は、コミュニケーション上のリスクから自然と疎遠になっていきます。
これはのけ者にしているとかではなく、「あの人とコミュニケーションしたくないな」と思ったら、あまり連絡したくありませんよね。
挨拶しない人は、自然の成り行きで話しかけられる回数が減っていってしまっているのです。
ナマケン
それでは、きちんと挨拶して「あの人は話しかけても大丈夫な人だ」と思われると、保育園(幼稚園)生活の視点でどういうメリットが起こるのか、僕の実例をまじえて紹介します。
(1)土日の遊ぶ約束やイベント増加
小さい子供の親をやっていて、とても大変なことって何ですか?
僕にとっては平日は園があるからまだ楽で、土日祝日に子供を遊びに連れていくのが、大変さのかなりのウエイトを締めています。
毎週毎週、親の企画だけだとマンネリ化してきて親が大変ですよね。
かと言って、家でダラダラ過ごすのが一番つらいです。
そんな時にパパ友ママ友から「午後から公園で(家で)遊びませんか?」みたいなLINEが来ると、本当に助かります!
一方で挨拶しない親は「あまり誘われてないな~」という印象が強いです。
ナマケン
誘われる誘われないの違いは、やはり「人から話しかけられやすいかどうか」だと思います。
そういうのは目には見えませんが、日頃の挨拶から始まっているのだと思います。
「挨拶しない人には情報が入ってこない」という西野さんの話は、リアル子育ての現場でも本当にそうだなと実感します。
ナマケン
(2)ネットでは収集できない地域ならではの情報が入ってくる(特に小学校情報は大事)
親である僕の交友関係が広がってくると、今まではまったくアクセス不可だった地域情報も入ってくるようになりました。
例えば、
- 隣の区の評判の良い小学校に越境して入る情報
- 近場の小学校AとBの特徴
- それぞれの小学校の学童やPTA情報
- プールやピアノ、空手、体操などの習い事情報
- あそこのお店は誰々くんのお父さんがやっているお店だよ
不思議なものでこういう情報は最初の2年半くらいまったく入ってきませんでした。
僕も最初から順風満帆だったわけではなく、男ということもあって、なかなかLINEを交換できるようなパパ友ができませんでした。
ですが、ようやく1人仲の良いパパ友ができて、そこから少しずつ話せるパパ友ママ友が増えていくうちに、情報が入ってくるようになったのです。
ナマケン
なので、普段から挨拶を心がけて「あの人は話しかけても大丈夫」という空気を作っていれば、そのうちどこかで実を結ぶと思います!
(3)もちろん子供にも多種多様な機会を与えられる
小学校入学前の小さな子どもは、まだ自分だけで遊びに行くことはできません。
なので親が遊ぶ機会を作ってあげる必要があります。
ですが、先ほども言ったとおり夫婦2人だけ(親類含めても)では、与えられる機会の種類も回数も限度があります。
そこで助かるのが、親以外の社会から提供される機会です。
「親以外の社会から提供される機会」というのは、例えば、
- 年上のお兄ちゃんお姉ちゃんと公園で遊べる
- 家族同士でお昼ごはんを食べる
- 家にお呼ばれする、自宅に招待する
- 誕生日プレゼントをあげたり、もらったり
子供を見ていると子供社会の中での経験を経て、時として大きな成長を遂げたりするなと感じます。
親ができることは子供同士が遊ぶ機会や環境を作ることくらい。
挨拶を始めとして「あの人は話しかけても良い人だ」と思われることは、巡り巡って子供の成長の為にもなるのだと思います!
まとめ:挨拶は人の為ならず、自分を楽にしてくれるもの
僕も挨拶しない親に対してイライラモヤモヤして、「挨拶しない親 ストレス」などと検索していた時は、その人に対してどうやってストレス解消しようかという「悪」の考えが少なからずあったと思います。
ですが、西野さんのお話を聞いてこの記事を読んで頂けたら、挨拶しない人に対して仕返しみたいなことは1ミリもする必要がないことがご理解頂けたと思います。
- 挨拶する人に情報が集まって
- 挨拶しない人は情報が集まらない
そう考えられると、挨拶しない人たちに対する見方も変わって、イライラモヤモヤしにくくなるのではないかと思います。
また、うちの保育園には派閥や親間のトラブルがこれまでまったくなかったおかげで、「悪意や嫌悪感を持って意図的に挨拶を無視する親」には出会ったことがありません。
挨拶しない親の大半は、おそらく嫌な人ではなく、その人なりの理由があってそうしている(そうなっている)のでしょう。
なので、「挨拶しない親」に出会ってしまってイライラモヤモヤしたとしても、相手の態度を変えようとしたり相手に仕返ししてストレス解消しようとしたり、そこまで敵対する必要はなさそうです。
ご自身が挨拶する理由をきちんと理解できていれば良いのだと思います。
この記事がイライラモヤモヤの自己解決のお役に立てれば幸いです!